人間関係の断捨離
消極的希死念慮マンの私もこの病気になって、自分の人生に限りがあることを突きつけられた。
限りがあることは知っててんけどな。
なんとなくでしか感じてなくて。
ガンになって、
私の人生も終わりが遠くない可能性があることを思い知らされると、無駄を省きたくなった。
ここにも人間関係の断捨離について書いたが、
それを詳しく。
一緒にいたい人といる。
付き合いたくない人とは付き合わない。
やりたいことをやる。
やりたくないことはやらない。
人間関係はあんまり断捨離し過ぎるとさみしい心の持ち主になる可能性もあるのでアレだが、
私は職業柄、また性格的にも、
“利用されやすいキャラ”
なのだ。
質問しやすい、話しかけやすい。
婦人科医なのでちょっとした生理や妊娠に関することも聞きやすい。
ワクチンのことも聞きやすい。
めっちゃ仲良い普段から私もお世話になってると思える人になら多少の事はお答えしますけれど、
私の知識は無料やないんですよ。
6年間大学行ってそこから更に勉強してるんです。
そしてこれは商売道具なんです。
さらに医学的なことに関しては診察もしてないのに無責任なこと言われへんのです🥺
なので一般論的なことは言えても個人個人のことはわからへんのです。
そして大体は大して普段付き合いのない人の方がズケズケ聞いてくる。
まぁ、私もカメラマンやってる友達にスマホで何か撮るのお願いしちゃったり
お料理教室の先生やってる友達にちょっとした何かの下処理のコツ聞いちゃったりすることもあるけど。
“関係性”と“聞いていい・頼んでいい範疇”って
あると思うねんなぁ。
知的財産やからね。
無料やないからね🥺
そのはリスペクトしないと。
そこをわかってない人が最近多い気がします。
医学的なことだけやなくても
相談しやすいそうなので恋愛や就活等、
ありがたいことにいろんな人たちが相談してくださる。
「何か答えてくれそうやな」
とか
「この人になら言っても大丈夫」
とか
信頼してくれてるんやろうけど
私はついつい真剣に聞いてしまい、
自分の時間を他人の悩み事で使ってしまう。
なんなら他人の悩みを抱えきれなくなると、
全然関係ない人に
「この話どう思う?」
と意見を聞いてしまい、大事な人との大事な時間をも使ってしまうこともある。
「それであっこちゃんは
知らない内に苦しんでしまってるように見える。
その時間がもったいない」
と、ある大切な人に言われた。
全くその通りである。
気付いてなかった。
教えてくれてありがとう。
相談しやすい、質問しやすい、とかは自分の良さでもあると思うし仕事にも生かせる特技なんやけどそれで自分の時間や大事な人との時間を無駄にしてはいけない。
あと、
困った時だけ連絡してきて
私の能力を自分の利益に結びつけようとするだけの人には応えたくない。
普段から私と一緒にすごしたり困ったら助けてくれたりする人にしか応えたくない。
私は貴重な時間を割いてでも過ごしたいと思う人と過ごして、
話をしたいと思う人の話を聞いて話したいと思った。
やっぱり
人間関係も断捨離が必要だ。
惰性はやめよう。
私の人生は私のものだ。
人間関係は響き合いやし
人生は有限だ。
あ、響き合いなのでね。
与えるばかりやもらうばかりやなく
与え合えるといいと思う。
与え合える人、仲良くしよう✨
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