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ていねいに生きる。

退院してからnote書くのサボってるみたいだが、仕事も再開していなくて特に起伏のない日々やったのであんまり書くことがなかった…笑

マインドはかわった。いろいろと。


ていねいに生きることにした。


がんとわかってから入院するまでの私は実に怠け者で、「生きるためにするめんどくさいこと」
をする気力が著明に減っていた。


まぁ、家事とか家事とかですが…

「どうして同世代のみんなは入院してお腹切らなくても生きてけるのに私は切らないと生きていけないんやろ…」

「手術したくないなぁ…このまま何もせずに寿命として自分の電源をOFFしようかな」

こんな気持ちを近い人たちに話してもなかなかわかってもらえず、
(いや、わかってもらおうなんて無理なんですけど)


逆に、友達とか少し遠い人たちと話してみたらどうなんやろ…と思い、いろんな人に会ってみたりはしていた。


側から見ると
“友達と出かけるのに家事を手抜きする人”
だ。

やりたいことだけやる人みたいに見えていたようだ。

もしかしたら死ぬかもしれない、麻酔から覚めないかもしれない。

死がちらついてしまうと「生きるためにするめんどくさいこと」が本格的にめんどくさい。
もう少ししたら私の身体は燃やすかもしれないのにどうして食事を作って食べないといけないのか。 
洗濯をしてきれいな服を着ないといけないのか。
部屋を片付けて埃を取って清潔に保っていないといけないのか。


でも手術が終わって麻酔から無事に目が覚め、傷がだんだん癒えてくると
命拾いをしてまた寿命が与えられた気持ちになってきた。

退院してから、今も少し痛むところはあるが
毎朝掃除をして埃を取った。
いらないものは捨てた。
献立をちゃんと考えて買い物に行き、時間があるのでていねいに食事をつくり、食べる。


人のことばかり考えてたら自分の人生じゃなくなっちゃう。


仕事ももっとやりたいことをやろうと思った。
やりたいことだけやってればいい訳ではないが、
建前でやるのはやめよう。
命は限られている。
やりたいことに挑戦しよう。
勉強もたくさんしよう。きちんと学ぼう。


人間関係もそう。
人の悩みや話に振り回されたりして自分の時間や自分と大切な誰かとの時間を棒に振るのはやめよう。

何が大切か、何がやりたいことなのか、誰との時間が大切なのか考えて
自分の人生をていねいに生きようと思った。

人生の断捨離だ。


きちんと起きてていねいにご飯を作って
掃除をしてきれいな空間で過ごす。
きれいに洗った服を着て過ごす。


何が大切か、
何をやってみたいか、
誰と居たいのか。

地に足をつけて生きるのは気持ちがいいなぁと思って第二の人生、生きてます✨

ていねいに生きるって楽しいなぁ。




↑ていねいにお肉から挽いてつくったハンバーグ🍖


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