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こんにちは、秋乃アキです。
今回はブラック企業の一つ前に働いていた会社の話です。

毎度おなじみブラック企業の話はこちら↓

その仕事は駅ナカのコンビニから返品された新聞紙を種類ごとにわける誰にでもできる仕事。主に2種類の業務があって1つ目、2人1組のペアになって1人はバッグの中に詰め込まれた新聞紙をひたすら取り出す作業。もう1人は出された新聞紙の部数をカウントしてベルトコンベアに流す作業。これが一連の流れ。2つ目の作業はベルトコンベアから流れてきた新聞紙を種類ごとにわけて、ある程度の量が溜まったら機械で新聞紙を紐に括って「この種類の新聞ならここ」と決められた場所に持って行きます。

誰にでもできる仕事な反面、誰にでもできるので特別なスキルや知識が見につくこともなく、向上心や生産性が上がることもなく。ただただ自尊心とやる気が擦り減るばかり。新聞紙は湯水のごとく溢れてくるのでバッグから取り出す手、新聞紙を仕分ける手は止まりません。8時間ずっと立ち仕事だということもあり次の日には腱鞘炎と腰痛になりました。定時に必ず帰れるのと出勤日以外に出社されることはないので、そこが上記のブラック企業とは違うところですね。

ただこの会社も最悪といえば最悪なので、思い出せる限り書いていきます。環境自体は倉庫業なのである程度のホコリはしょうがないのかなと。月イチで大掃除の時間は設けられていたし、有給をむしろ取ってくれのスタンスでした。問題だったのはむしろ人間関係の方。害悪コンビと心の中でこっそりと呼んでいたデブノッポコンビがでしゃばっていました。

私が入社して数ヶ月が経ったとき、面接に来た人が帰ったあとデブノッポコンビのノッポが「現場にスーツで来ないなんて礼儀がなっとらん!」と変に作った口調でデブと笑い合っていて違和感を持ちます。倉庫業なんだからもしかしたら作業体験をするかもしれないし、私のときも面接担当の人から「スーツでも私服でも大丈夫です」と言われたし、なんて心の狭い人達なんだろうなと。パート同士の会話がない。たまにあったと思えば誰かの悪口ばかり。例のブラック企業と比べると書き出せることも少ないし、そんなにブラックじゃなかったのかなーと思ってしまって、だいぶ感覚がマヒしてるよなと。

ブラック企業の有料記事を購入してくださった方にはものたりない記事だったかもしれません。まぁ半年も経たない内に辞めてしまったのでそんなに話題がないのかもしれません。働いていた当時は2014年なので、ちょうどメンヘラ騒動もあったし倉庫業でアトピーも悪化してしまったのでそれがなかったら続けてたのかなぁ。わからん。

ということで、今回はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました!

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改めまして、秋助です。主にnoteでは小説、脚本、ツイノベ、短歌、エッセイを記事にしています。同人音声やフリーゲームのシナリオ、オリジナル小説や脚本の執筆依頼はこちらでお願いします→https://profile.coconala.com/users/1646652