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㊙メモ術 マインドマップで情報を整理

㊙️メモ術

今回は私の「マル秘メモ術」というか、有益な情報・アイデアの記録術を紹介したい。

長く使っているが、情報の整理が進み大変重宝している

noteも最近は決まったペースで投稿しているが、ネタとして気付いたことがあれば頻繁にメモしている。

このメモというか記録先に、実はマインドマップのスマホアプリを使っている。

マインドマップとは

まずマインドマップについて説明すると、

マインドマップとそのルール


のように、下記のルールで書き(描き)表す思考を可視化するノート術である。

①メインテーマを中心に描く

②テーマを樹状に分解し、枝上に一語で要点を表記して広げていく

③メインテーマの内容が細分化し、シンプルに記録される

マインドマップの基本ルール

上図では「マインドマップ」というメインテーマが「1.ルール」・「わかりやすさ」・「インパクト」・「Freedom!」へと分解し、さらに続いて細分化しながら各テーマを説明している。

ここでは「ルール」という言葉を使ったが、もっと自由で良い。

ちなみこの図は、画像が悪くて申し訳ないが、かなり前にPCのフリーソフトで自分用に作成したもの。

資料を探していたら印刷したものが出てきたのでスキャンして掲載した。

普通のノート術より視覚に訴えるのを目的としているので、書く(描く)ときはカラーで、時には自分でわかる記号や図を織り交ぜると尚良い。

マインドマップ自体すでに有名だし、noteでも珍しくないので知っている人も多いと思う。

かの「ドラゴン桜」でも東大受験の勉強法として、マインドマップの亜種であるメモリーツリーを導入していたぐらいだ。


その原点トニー・ブザンの「頭がよくなる本」という本である。

読書後の感想
「頭がよくなる本」(2019.12.19)

その内容は、読者の参加を促す進行で、脳の可能性から語り、「もっと速く効率よく読む方法」・「記憶」についての効果的な方法の要点を語る。

さらに著者が考案したこの本の本題である頭脳地図(今はマインドマップという呼び方が一般的)についての書き方と使用法を説明し、最後に人間年をとっても若い頃に比べて衰える脳の機能はたかが5~10%ほどであるので取るに足らないと語り、よい意味で「普通であることに反逆する人々」(年をとっても衰えない人々)を褒め、おわりにとしてこれからが本当のはじまりであるとまとめている。

最後に訳者あとがきで、「頭脳地図の手法など、丹念に細かくノートをとるのが苦手な不精もののための手軽な方法といっても過言ではない。

それでも楽しんで学んでいれば結果もまたついてくるさ、という楽観論が著者の真骨頂である。」
とも書かれている。


マインドマップの書き方を学ぶためにこの本を買ったが、結局読まずに眠らせておいた。

今回職場に持参して休憩中に読んでいたが、その参加形式での内容に戸惑った。

しかし読み進めていくと文書量は多くないが書かれている内容(効率よく読む方法・記憶)はわかりやすく、重要性を感じ、読む場所を自宅に切り替えることにした。

さらにメインの頭脳地図に進み、以前自分で書いたことがあったので差ほど得ることはなかったが、ひとつ、書くばかりではなく効果的な復習に使用することについては、先に脳の記憶のパターンも説明されており同意できた。

たしかに頭脳地図を見ただけで復習できれば(書いたことを覚えているうちに復習する)その記憶は長期記憶として蓄えることもできる。

個人ごとであるが資格の勉強など試験のときは覚えていても、合格したら忘れてしまうといったことも、解消できるかもしれない。

著者が、おわりに「これからが本当のはじまりである」とまとめていることは書いた。

この本を購入したのはだいぶ前になる。

それでも今回読み終わって非常に良い読後感であった。

この本も人気は健在でネットを観ると更に改訂されているようだ。

今後は自分としても近未来の文明の利器ではないがスマホのアプリで書いたり、他の本でより学んだりと、改めてマインドマップを見直し、楽しみながら普通であることに反逆したい!

「頭がよくなる本」の読書後の感想

古い本だったので自分の感想を探すのに苦労した。

私はどういうきっかけだったか覚えていないが、確か別のルートでマインドマップから知って、実際に作成もして、使用した後にこの本にたどり着いた。

本は買ったものの、あまりにもストレートな題名なのでうさん臭さが抜けず、読み始めるまでに時間がかかった。

しかしいざ読んでみるととても読みやすく、逆にマインドマップから入ったことも幸いしたのか理解も進み良書だったと記憶している。

だが紹介したこの本ももう古く(さらに改定されたものも発売している)、同じ本を読むなら他の新しい本を薦めたい。

現在も著者のトニー・ブザンの本が主流のようだが、他の人が書いた本も悪くなさそうだ。

マインドマップで情報を整理

さてでは話の本題である、私が使っているマインドマップのスマホアプリ「SimpleMind」を紹介したい。

私のメモ術の神髄は、このアプリを多用しているところにある。

おそらく他にも同様のアプリがあるかと思うが、自信を持って紹介できる。

このアプリは外国(オランダらしい)のスマホ(PC版もあり同期できる)アプリで、まさにシンプルに、とても快適にマインドマップを制作できる。

私がマインドマップをオススメする一番の要因は、「ドラゴン桜」でも勉強に利用したが、イメージで記憶しやすいのと、苦労せずそれを何度も見返せるので頭の中で情報を整理しやすいこと。

また「SimpleMind」を紹介した理由はもう一つある。

実はかなり前だが、私も「簿記3級」の資格の勉強の際は、自分で手書きして(それもカラーで)勉強に利用したことがある。

簿記3級の勉強に使ったマインドマップの一例

確かに試験には合格したので良かった。

しかし、書き慣れていなかったこともあるが、時間を経ってから見直すと、自分で書いたのに何を意味しているのかわからなかった(読書後の感想でも触れた)。 

それから時が流れ、この「SimpleMind」に出会った。

最初は無料で試して使っていたが、とても使いやすく、その後スマホとPCの両方の有料版を購入するに至った。

料金をユーロで払うのには戸惑ったが、実行するとそんなに苦労もなく、その後のサポートもしっかりしていて、とても満足している。

ではそのマインドマップのできはというと、多少慣れていたのもあるが、何種類ものパターンから好きな図形形式を選べ、項目の文書量も自由。

その他、多々便利な機能があり、まだ使いこなせていないのが本当のところ。

それでも何より良いのは、後で見直しても意味が分かるマインドマップが手軽に作成できること。

最近作ったからという意見もあるだろうが、手書きより断然きれいにできるし、いくらでも訂正できる。

スマホに仕込んでおけば、いつでも好きなテーマでアイデアや重要事項といった情報をメモできるばかりでなく、そのメモを見返し「もっとこうしたらどうか?」という新しい発想や思いつきも、難なく書き足すことができる。

まさに情報からアイデアを生み出す後押しをしてくれる。

大げさだが、無限に広がる可能性があるのだ (*゚▽゚)ノ!!


今回の投稿の扉絵には、実際に「SimpleMind」で作成したマインドマップを使った(本文を読み終わったら見比べてほしい)。


私はこれを「noteのネタ」「家計のやりくり」「今年の目標」「読みたい本」「小説のアイデア」等々、多くのテーマごとにいくつもマインドマップを作成し、ことあるごとに自由に書き足している。

私のSimpleMind使用の様子(ほんの一部)


マル秘であり、人に見せるものでもないので、自由にそして乱雑に作成してよいのだ。

多少、ルールを破っても、それこそ脳を自由にするのだから構わない。

以前文学賞に自作の小説を書いて応募した際(見事落選したが)、そのプロットの作成もこの「SimpleMind」で行った。

まとめ

とまぁ、書けばキリがないのだが、百聞は一見に如かず。

私にとってはとても便利で、是非にと推薦する一押しのアプリである。

無料版もあるので、試してみてはいかがだろうか。

あなたの世界も無限に広がるかもーー!?



 


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