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【800字読書感想】僕は君の「熱」に投資しよう

800字で読書感想文を書いてみようと思います。

長すぎず、短すぎず、読みやすさを意識して書いてみます。
というか、そのためのトレーニングです。
良かったらお付き合いください。笑

第1弾はこちら、

佐俣アンリさんというベンチャーキャピタリストが若者たちに向けて書いた一冊。

自身の関わってきた起業家たちのエピソードをもとに、次の挑戦者たる「君」に向けた特別講義。

この本を一言で表すなら、
めちゃくちゃ熱量高い」です。

火傷なんかじゃ済まないです。
自分の中にある燻ってたモヤモヤに一気に火がつきます。
それはもうアマゾンの森林大火災ばりです。

そんな本です。


この本を読む限り、佐俣アンリという人は、
いわゆる世間の銭ゲバ的ステレオタイプな投資家とは全く違って、厳しいけれども、情熱的で、明るい人でした。

特別講義の始めに、投資家と起業家について、こんなたとえ話をしてくれます。

起業家は、新しい車をつくる。投資家はその車に入れるためのガソリンを調達してくるのが仕事だ。そして起業家と投資家は同じ車に乗って、新しい世界を見に行く旅に出る。
今の世界は、このふたりの旅の先にできたものなんだ。

めちゃくちゃロマンチストじゃないですか?笑
銭ゲバだと思っていた人からこんな台詞聞かされたらびっくりしますよね。


若者たちにいきなり「億」単位のお金を預ける。
彼らを信頼する根拠は自分の勘。

気が狂ってると思ったし、
それにめちゃくちゃシビれました。

なんてかっこいいんだろうって。


まだ何者でもない若者を圧倒的に信頼して、その人の助手席に座り、ブレーキもアクセルの踏み方もままならなかった人が成長する姿を見ながら、新しい景色をいくつも共に見て、最後は車から降り、立派に成長して起業家から経営者になったその人を世の中へ送りだす。

そんなベンチャーキャピタリストという職業を続けてきた佐俣さんの言葉は、何か燻ってるものが心のうちにある人全員に必ず響きます。

僕はもう心揺さぶられまくりです。

そして、誰かを圧倒的に信頼するその姿勢にも感銘を受けました。
僕も、信頼されるより、誰かを信頼することができる人になりたい。

まだ読んでいない方は、ぜひ。
心が山火事です。

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