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【曲から一句】~音楽に寄せる愛6

✨✨音楽への溢れ出づる愛‼✨✨

1. Come On Eileen/Dexys Midnight Runners

20歳前後の頃、関西で深夜に放送されていた「リビドーの乱」のOP曲です。司会・北野誠、オセロなど芸人さん達がわちゃわちゃ恋愛トークを繰り広げる番組。キャンキャンしたキャンパスライフからはほど遠い自分だったので、言ってる事のほとんどは役に立たなかった(笑)。でも面白くて、毎週楽しみにしてました。オセロ中島知子がモデル体型の美人で、こんな綺麗な人が芸人さん?? と驚きました。今は綺麗な芸人さん増えましたね。

この曲、ラテンのノリでひたすら明るい。聴いてると、悩み事がアホらしくなってきます。この世は楽しんだ者勝ち! と言われているような。


無人島くちびるから思想

無季俳句です。

2. 空からこぼれたStory/ダ・カーポ

小学生の頃のアニメ「名探偵ホームズ」の主題歌です。ホームズといってもキャラクターが全員、犬です。犬が人間の服着て二本足で歩いてます。でも登場する猫は猫そのまんまなんですよ。サントラレコード持ってました。全26話のうち宮崎駿が監督・演出した6話だけ、アニメージュ文庫も出ていて、6冊全部集めました。さすが、その6話はクオリティが高かった。うち第10話「ドーバーの白い壁」が一番のお気に入り。郵便飛行機の話。

コナン・ドイルの原作では詳細がよく分からないハドソン夫人が、このアニメでは美人の未亡人なんです。めぞん一刻の響子さんみたい。いつもは淑女な彼女がこの話で元飛行機乗りと判明。アクション全開で、かなり豪快にハンドルを操り、郵便機めがけて拳銃をブッ放します。カッコよかったなあ! 宮崎駿の飛行機ものはいいですね。

掲出のPVのは実際のOPの映像と異なるんですが、Youtubeで貼れそうなのが無かったのでこれにしました。このPVも素晴らしいです。EDの「テームズ河のDANCE(ダ・カーポ)」も良い曲なんですが、私的に夏っぽいOPで詩を。ホームズがいつも乗ってるのは自転車じゃなくて自家用車なんですが。


夏の朝
いつもの自転車で
君は出かける

小川のほとりで
あのひとの言葉を
思い返して ひとり
どうどうめぐり

パズルのようには
うまくいかないね

それはカナダモの花よりも
ちっぽけなことなのに




そして。
夏がテーマときたら最後にくるのは、私にはやはりこの曲です。

3. 夏の終わりのハーモニー/井上陽水&安全地帯

作詞/井上陽水 作曲/玉置浩二

1986年夏、神宮球場で行われたライブアルバムです。井上陽水×玉置浩二、とっても贅沢なハーモニー。カセットテープ何度も聴きましたね。後年、CDも買いました。陽水さん作詞作曲の「飾りじゃないのよ涙は」をセッションしてるのですが、なんてかっこいいこと。中森明菜に提供された曲ですが、男性が歌うとまた、セクシーなんですよ。で、その次、ラストが「夏の終わりのハーモニー」。このライブで初めて披露されました。

現在、夏の音楽フェスの最後に全員で歌われることが多いこの曲。なんとなく、歌い手たちの「これこれ、待ってました!」が感じられるのが嬉しい。



数年前、見ていたNHKのドラマ「コントレール〜罪と恋〜」のEDが鈴木雅之「泣きたいよ」。これ、いい曲だなあ~と思ってたら、クレジットが作詞・作曲/玉置浩二。鈴木雅之の歌声もさることながら、大いに納得。こういう出会いも嬉しいものです。