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【映画からの学び記事まとめ】

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膨大なお金や時間をかけてつくられている映画。 そこから学べることはたくさんあります。 特に、 実話を元にした作品や 逆行からの成功 を描いた作品からは学ぶことが多いです。 …
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もっと責任を持って欲しい

映画「スポットライト 世紀のスクープ」を観て思ったこと。 この映画は実話に基づいた作品です。 ストーリー 2001年の夏、ボストン・グローブ紙の編集局長に着任したマーティは、神父による性的虐待事件の追跡調査を決定。特集記事欄「スポットライト」を手がけるロビーら4人の記者がその任に当たり、やがて事件の背後に隠された教会のおぞましい実態を探り当てる…。 以前にみた別の映画(実話)では、児童養護施設での性的虐待が行われていました。そして、この映画では教会です。しかし、どちらも加

棺桶リスト

映画「最高の人生の見つけ方」を見て思ったこと。 ストーリー 死を意識した初老男性2人の希望に満ちた余生を描く人間讃歌。病室で知り合った2人が意気投合し、“やりたいことリスト”に基づき、残りの人生を生き生きと駆け抜ける感動ストーリー。 この映画を見て思ったのは、死ぬ時期を知りたいか、知りたくないかと言うことについてです。 もしも死ぬ時期がある程度分かっていたら、どれくらい稼いで、どれくらい遊ぼうか。これくらいの年齢にこーゆーことをしたいなど、色々計画が立てやすいのではない

盲導犬への理解

映画「クイール」を観て思ったこと。 ▼クイールのストーリー 盲導犬になるため、パピーウォーカーと呼ばれる育ての親に預けられたクイール。1歳の誕生日、訓練センターに送られたクイールは、訓練士・多和田の手を焼かせることもあったが、目の不自由な男性・渡辺と出会い、彼のよきパートナーとなっていくという実話に基づいた作品。 この映画は盲導犬への理解を深める内容ではなく、子犬から盲導犬になる過程が描かれた作品です。しかし、この映画を見て私は盲導犬の普及率や、世間の盲導犬への理解度など

どうして平和に生きられないのか

映画「きっと、いい日が待っている」を見て思ったこと。 ストーリー 1967年にデンマークの施設で実際に起きた事件を基に、ある兄弟が希望を失わずに生きる姿を描いたヒューマンドラマ。母の入院に伴い施設に入所した兄弟が、度重なる体罰や理不尽な職員に耐え、未来を切り開こうとする。 身寄りのない男の子たちが施設に入り、そこで体罰を受け奴隷のように働かされていました。実話に基づいた作品には、この映画のように実際にこんなことが起こっていたのかと驚かされるものがいくつもあります。 自分

助け合いと認め合い

映画「パレードへようこそ」を見て思ったこと。 ストーリー マーガレット・サッチャー政権下の1984年夏、ロンドン。炭鉱労働者のストライキの報道を見たマーク(ベン・シュネッツァー)は、彼らを救済すべく仲間たちと募金活動をすることに。しかし、ゲイとレズビアンの活動家グループであるマークたちが必死でかき集めた支援金を受け入れる炭鉱団体はなかった。それでもマークたちはめげず、労働者たちに直接寄付金を渡すためロンドンからウェールズへ向かう。ストライキ中の炭鉱労働者支援に立ち上がったロ

自分に正直に生きる

映画「グッド ウィル ハンティング」を観て思ったこと。 ストーリー 天才的な頭脳を持ちながらも幼い頃に負ったトラウマから逃れられない一人の青年と、最愛の妻に先立たれて失意に喘ぐ心理学者との心の交流を描いたヒューマンドラマ。 この映画の主人公のように、本当の自分をさらけ出せない、まわりへの壁を作ってしまう人は少なくないように思います。それは元々の性格なのか、過去の経験から染み付いたものなのかは分かりません。 私自身友人に何度か「壁をつくるよね」と言われたことがあります。ま

何を信じるか

映画「ダラス・バイヤーズクラブ」を見て思ったこと。 この映画は実はに基づいた作品です。 ストーリー 1985年、テキサス生まれの電気技師ロン・ウッドルーフはHIV陽性と診断され、余命30日と宣告される。米国には認可された治療薬が少ないことを知り、納得のできないロンは代替薬を求めてメキシコへ渡る。そこで米国への薬の密輸を思いついたロンは、無認可の薬やサプリメントを売る「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立。会員たちは安い月額料金で新しい薬を手にすることができ、クラブはアングラ組織

人は支え合って生きている

映画「しあわせの絵の具」を観て思ったこと。 カナダの女性画家モード・ルイスと彼女の夫の半生を、描いた感動映画。実話に基づいた作品です。 この作品では愛する2人の温かい姿が印象的です。 しかし、2人の出会いからは全く想像ができませんでした。 ぶっきらぼうな男と、身体にハンディのある女。 そんな2人が、ルイスが家政婦として男の家に住み込んだ事がきっかけで、徐々にお互いにとって必要な存在へとなっていきました。 ついには結婚をし、ぶっきらぼうながらにとても優しい夫は、妻のこ

誰といるかが大切

映画「しあわせの隠れ場所」を観て思ったこと。 一度はホームレスになるなど過酷な少年時代を過ごしながらも、ある家族との出会いによって自らの才能を開花させ、ドラフト1巡目指名でNFLデビューを飾ったマイケル・オアー選手の感動の実話。 出会いは良くも悪くも運命を変えます。 だから、一緒にいる人は選ぶべきだし、誰といるかはとても大切です。 マイケル・オアー選手は、とても素敵な家族(母)に出会い、人生が大きく変わりました。そして、家族もまた彼のお陰で変わりました。 「彼が私を変

分析力の大切さ

映画「マネーボール」を観て思ったこと。 プロ選手引退後、低迷する貧乏球団・アスレチックスのゼネラルマネージャーとなったビリー・ビーン。彼は青年・ピーターが主張するデータ重視の選手評価をもとに、安い選手を買って勝利を狙う独自の戦略を実践する。当初は結果が出ず反発を招くが常識破りの手法で弱小球団を再建した実話。 誰にも理解されない中、今までとは違った方法で選手を選抜し、結果が出ていない間も自分たちの方法を信じ続けた結果、見事過去最高の連覇を成し遂げることができました。 この

Everyone has a second chance

映画「ボブという名の猫」を観て思ったこと。 イギリスに蔓延する薬物問題を背景にしながら、そこから抜け出すために奮闘する青年ジェームズとその相棒、猫のボブの実話です。 この作品からは、ドラックを断つことの大変さを知りました。 日本でも昔に比べ、薬物を摂取する人が多いように感じていますが、一度ハマってしまったらそこから抜け出すのは簡単ではないということです。 海外では小さな子どもでも薬物中毒になっていることがありますが、その子たちのほとんどが家庭に何かしらの事情を抱えてい

ワクワクを追求することで魅力のある存在へ

映画「ボヘミアン」を観て思ったこと。 ▼ボヘミアンはこんなお話 1970年、ライブ・ハウスに通っていた若者フレディ・マーキュリーは、ギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーのバンドのボーカルが脱退したと知り自らを売り込む。二人はフレディの歌声に心を奪われ共にバンド活動をし、1年後、ベーシストのジョン・ディーコンが加入。バンド名は<クイーン>に決まり、4人はアルバムを制作し、シングル「キラー・クイーン」が大ヒット。個性的なメンバーの革新的な挑戦によって、その

自己投資をし、知恵を使う

映画「幸せのちから」を観て思ったこと。 1981年のサンフランシスコ。妻と息子と暮らすクリス・ガードナーは高級医療機器のセールスマンとして生計を立てていた。だが、仕事がうまく行かず、家計は火の車。愛想を尽かした妻に去られ、家賃の滞納で自宅からも立ち退きを命じられてしまう。ホームレスから億万長者へとアメリカンドリームを実現させた人物クリス・ガードナーの実話をもとにした感動作。 この映画からは、諦めない姿勢や家や財産を失っても生きていく方法はいくらでもあることなどが分かります

何を課されているのか

映画「ブレス しあわせの呼吸」を観て思ったこと。 ▼ブレス しあわせの呼吸のストーリー ロビンがポリオと診断されたのは、ダイアナと結婚し、もうすぐ子供が生まれる幸福絶頂の時だった。余命数カ月と宣告され、病院のベッドから1歩も動けず絶望するロビン。だがダイアナが自宅介護に踏み切ったことで、彼の人生は再び輝きを取り戻していく。苦境の主人公を支える家族の愛が感動的な実話。 私は人間は何の為に生きているのだろう?とよく問うていました。 しかし、ある人からそのように問う人は自分の為