分析力の大切さ
映画「マネーボール」を観て思ったこと。
プロ選手引退後、低迷する貧乏球団・アスレチックスのゼネラルマネージャーとなったビリー・ビーン。彼は青年・ピーターが主張するデータ重視の選手評価をもとに、安い選手を買って勝利を狙う独自の戦略を実践する。当初は結果が出ず反発を招くが常識破りの手法で弱小球団を再建した実話。
誰にも理解されない中、今までとは違った方法で選手を選抜し、結果が出ていない間も自分たちの方法を信じ続けた結果、見事過去最高の連覇を成し遂げることができました。
この映画では、分析力の大切さを学びました。
以前、たったの3年程で美容室を全国に70店舗展開した人の話を聞いたことがあります。その方もかなり分析をしていました。
分析役のピーターは野球経験自体は全くありませんでしたが、自分の考えが間違っていないこと、この方法で選抜すれば低予算でも勝てることにかなりの自信を持っていました。
美容室を展開した方も、実際に行動に移す前に、同業者100軒分のリストを作り、それぞれの月ごとの新規顧客習得数や、売り上げなどをわかる範囲で調べたとおっしゃっていました。また、調査の結果を見た上で勝てる策がない場合はやらないと。
つまり、的確な分析さえできれば、クリアな答えが見え、自信を持ってそこに突き進むことが出来るのだと思いました。
また、この映画からは、諦めないという姿勢も大切だと感じました。
周りにどんなに反対されても、認められなくても、自分が覚悟を決めて決断したことはそんなに簡単に辞めるわけにはいかないし、やり抜く努力も必要です。
ビリーの他人ではなく全て自分の責任にする所や、チームを勝たせる為には今何が必要かを冷静に見極める所や、お金を選ばず信念を通した所など全てがかっこいいなと思いました。
チームを勝たせる為に時には選手をクビにしなければならない。
当たり前のことではありますが、スポーツ選手の現実は中々厳しいものだとも感じました。死ぬ時は一気にかじわじわやるか…
ビリーからは在り方が学べる作品です。
最後はで読んで頂きありがとうございました。
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