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なぜ英語を学ぶの?学習効率をあげるのは学習テーマの設定です。

こんにちは、今回は英語学習の効率をあげるテーマ設定のお話です。

英語学習に限らず、私たちが新しいことに挑戦しようと思う瞬間とはどんな時でしょうか?

子供がスポーツを始める理由は親が始めさせる以外にはテレビで見たプロ選手に憧れたり、身近にそのスポーツをやってる友達がいたりして自分も触発されたりして始めます。

大人なら職場の環境の変化で新たなスキルが必要になった時や、ビジネスで自分より稼いでいる人への強く憧れを抱いた時などでしょうか?

どういう経緯にせよ何らかの動機付けがあるわけです。

動機が明確にあって始めた事はある程度のスキルが身につくまではしっかり努力を注いできたと思います。
芸術やスポーツならその道のエキスパートまで到達する人はほんの一握りですが、自発的に始めたことは趣味として続けている人も少なくないでしょう。

また職場などで必要とされるスキルなどはその職場で働く限りは必要不可欠なスキルだったりするので、
死に物狂いでも身に付けるでしょう。

英語学習にもこういった明確な動機や目的がある方が漠然と学習するよりも間違いなく成果が出ます。

本稿でははっきりとした動機づけを英語学習にも取り入れることで学習効率をあげる考え方をお話ししていこうと思います。

1. 英語を学習する動機付けを作る

何かの技術をまともに身につけたいのであれば、なりたい自分のイメージを明確にさせることは大切です。
ひとえに英語ができるようになりたい。と言っても目標とするレベルは人により大きく異なります。

ここで大事なのが現実的に実現可能な範囲の中で考えることです。

たとえば、今のあなたが全く持って英語が喋れないのにオージーと同じ職場で英語を使って対等な立場で働くことはイメージしにくいでしょう。

語学学校に通ってるならテストで高得点をとる自分だったり、今オーストラリアでスケボーを日課として練習してるならパークにいるオーストラリア人と世間話をしている自分などです。
少し手を伸ばせば届きそうなイメージをなるべく具体的に想像しましょう。


そうすることで

もう少し勉強頑張ったら英語であの彼 / 彼女と世間話しができるかも。
あわよくば、スケボーパーク以外の場で会ってくれるかも。。

こう考えれるわけです。

そうするとはるかに英語学習を頑張る意義が生まれますし、具体的に何を優先して勉強すれば良いかが見えてきます。

このような動機づけはモチベーションを保つためにとても大切です。


2. 具体的な目標を立て、達成の方法を考える

動機付けとして定めた目標はあなたの英語上達のテーマになります。
先ほどあげた例を使うと

テーマは「スケボーしてるオーストラリア人と世間話しできる英語力」です。
そしてそのテーマを達成するための方法がコンセプトになります。

仲良く世間話しするには相手に興味を持ってもらわなくてはなりません。

なのでその方法を定めておく必要があります。


相手の食いつきそうな話題を用意する」「自分自身のことを英語でしっかり説明できるようにしておく


これがコンセプト目標を達成するための方法です。


方法が具体的に決めることができれば、自分がすべきことがわかります。


質問文が咄嗟に作れないのなら、バリエーションを色々用意しておく。
自己紹介がうまくできないなら、言いたい言葉の英語で調べて文を用意しておく。


このように定めた目標の達成方法を模索し、実行すれば、あなたの望む結果を手にすることができるでしょう。


3. 少しずつ背伸びしていく

このように現実的に実現可能な目標を達成できたら、また実現可能な範囲内で少しずつ目標のハードルをあげていきます

思い描いたイメージが現実になると、小さな達成感を感じれます。そしてその達成感はあなたのモチベーションを鼓舞してくれるでしょう。

一つ達成できたら、少し背伸びしてもう少しレベルの高い挑戦をしましょう。その挑戦も必ず具体的なイメージができることにしてください。

そうやって小さな成功体験を繰り返して行くことが大きな成果に繋がって行くからです。

自分の英語力に自信がない学習初期段階でネイティブと友達になることを目指しても、英語しか使わず仲良くしてる自分をイメージすることはできないと思います。

ですが、その大きな目標も難易度を細分化して、一つずつ達成して行くことで徐々にですが、確実にネイティブと友達になっている自分がイメージできてくると思います。


おわりに

いかがだったでしょうか?

明確な動機づけは何かに挑戦する際にとても大切です。漠然と始めたことや目的なく始めた事というのはなんの成果も出ないうちに辞めてしまうことが大半です。


よほど才能があったり、周りとは異質の感性があったりする人はなんとなく始めたことであっという間に凄まじい成果をあげて、世間の注目を大きく集めたりする人はごく稀にいますが、これは天才と呼ばれる人達です。

私たち凡人が何か新しいスキルを身に付けたいのであれば、明確な目標を持って努力しましょう

大きな目標を自分の身の丈にあったサイズに刻んで、一つずつ消化して行くこと。

この繰り返しがあなたに確かな実力を受けて行くのです。


では また別の記事で

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