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シナリオセンター研修科の課題「誘惑」の読み直しをしましょう。

よ!

今日は「誘惑」の課題を読み直してみましょう!新作発表とかそういうものではないです。昔2年前シナリオセンターに通っていた際に書いていた課題をただ読み直す。それだけぇ。

僕ってばずるいので研修科の課題はかなり本科から持ってきてます。今回のもすすきから持ってきたやつですね。

目次
・研修科カリキュラムでの「誘惑」の説明
・読む
・先生の評価はこんな感じ
・本科の頃との違いは
・好きなセリフと総評と

研修科カリキュラムでの「誘惑」の説明

葛藤を描く。誘惑しても、されても主人公がどちらでもいいし、物の誘惑でもいいですが、人間同士のほうが葛藤が出ます。

と説明してますね。僕なりの誘惑、これにはなかなか自信ありです。一読ください。

読む

先生の評価はこんな感じ

・中学生3人による夏休みの成長物語。ファンタジーな要素も加わり、この先が楽しみです。
UFOの魅力に誘惑される輝一と友人の姿が浮かんできますね。映像描写が丁寧で分かりやすい
・好きな子の名前を草原に描く、この思いは届いたのでしょうか。好きな人が3人とも同じだったら・・・。ドラマが生まれそうです。
・次回も楽しみにしてます。

課題を読み終わったあと、先生にそっと「小城さん、これ本科のときのですよね」と言われました。本科で書いたものを研修科で書くのは別に悪くはないのですが、せっかく題材がいいのにススキ草原などをそのまま残すのはもったいないと言われました。なぜならススキって季節夏じゃないんですよね。この脚本はそこが圧倒的におかしいと他の生徒には刺されまくったことを覚えています:( 刺しちゃらめぇ🤯

ハッとさせられたのは「3人とも好きな子が一緒だったら?」ってやつ。先生お得意の「キミ、ここんとこ見えてるのかなぁ?」アドバイスですよ。そんなこと全く考えてもみなかったので、あぁそうかそうか!キャラを作るってそういうことだよねぇ!とハイテンションになったことを覚えています。脳が刺激されるあの感覚。なぁるほどねぇ。みたいな。

本科の頃との違いは

本科の頃に書いた「未確認なこといっぱい」では、

中学校から始まって、先生がいて、帰るくだりがあって、部屋の中、ミステリーサークル、作る、UFOが最後出てくる🛸

研修科では

・大人を消した
・中学校から始まるのも消した
・さっさとミステリーサークル作らせた
・UFOに接近させた

大人を消した理由は、本科の際に先生に「子どもしか出てこなくて面白いのは自信を持って良い」と言われたから思い切り消しました。子どもからしたら大人なんて邪魔ですしね。

好きなセリフと総評と

最後のシーン、「ススキ草原・UFOの近く」は特に好きです。

◯ススキ草原・UFOの近く
ほふく前進をしている輝一の後ろを身をかがめ歩いている元気と 勉。輝一、振り返ると、小声で
輝一「何やってんだよ!見つかるぞ!こういうときはほふく前進だよ!」
元気「見つかりに行ってるのお前じゃん!絶対やめたほうがいいって」
勉「先生とか呼んだほうがいいんじゃね」
輝一「学校でも役に立たない先生がなぜUFOで役に立つ!」
勉「確かにそうか。けど帰ろうよ、上から見てようよ」
輝一「夏休みは夏休みでどうせ飽きちゃうんだよ、こういうことには首突っ込んだほうが良い」
元気「なんなんだお前のそのさっきからの説得力は」
輝一「全てはあのUFOの力」
金属音。三人の身体が動かなくなる。
勉「うわぁ!」
元気「カメラ持ってくればよかった!」
輝一「やっぱりこわい!」

かわいい会話だな😍輝一はみんなを引っ張っていく力はあるものの、最後耐えきれなくて「やっぱりこわい!」と叫んでしまうんですね。元気はいわゆるツッコミ役ですね。勉はモチのロンでマジメ君です。

他の人が書いた誘惑の課題で覚えているのは、不倫系の誘惑とか、ダイエットできない女の苦悩みたいなのとかあったりしましたね。そういう中にぽんとこういう中学生の話を出してくる僕が僕は好きです。

ではまた次回!

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