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「私のインクルーシブ教育論」(仮)

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本の原稿を書いたら公開。
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#障害

「障害受容」という言葉の身勝手さ

「障害受容」という言葉の身勝手さ

今日は仕事にて専門家の方々とディスカッションをする会。多方面からアドバイスをくださる方々がいることがものすごく心強い。「中」にいるとその中でしか考えられなくなるから、定期的に「外」から違和感を言ってもらえることは超大事。対等に、よりよくするための議論を、まっすぐできる、そういう関係性はわたしをいつも救う。

終了後にお茶をしている時に、「障害受容」という言葉の身勝手さについて話した。
思い出し

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障害のある子どもが「教育不可能」と言われていた時代の話

障害のある子どもが「教育不可能」と言われていた時代の話

「インクルージョン」「インクルーシブ」の反対語は何か?

「エクスクルージョン」「エクスクルーシブ」、つまり「排除」。

エクスクルージョンの時代

どの国もこの教育における「エクスクルージョン」の時代があった。そしてそれが今でも続いている国はまだたくさんある。

「教育からの排除」とは、教育制度の対象になっていないこと。「免除」や「猶予」の名のもと、ほかの子どもと同じように教育へアクセスできてい

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