【世界はもっともっと優しくなる】

『上の子が来年には小学校に上がるので、自分のことは自分でするよう促していました。でも気持ちに余裕がなく、ちょっとしたことでイライラ。純粋にやりたいことに意識を向ける、自分を大切にするって、人を頼ってもいいということなのですね。気持ちが楽になりました。ありがとうございます。』
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物理的にできることが増えてくる5-6歳だからこそ、「人を頼る」ことも大切かなと思うのです。
小学校に上がると幼稚園や保育園とは違い、必然的に自分で自分のことをする場面が多くなります。
その時に「困った時にはいつでも人を頼っていい」「1人で頑張らなくていい」と知っていると、安心感があって気持ちにゆとりできて、そのぶんお勉強やお友達との関わりにエネルギーを注ぐことができるのかなと思います。
言葉や態度がキツイ人は、その人が「キツイ人」だからではなく、心に余裕がなかったり、その人にしか分からない何かがあって、本当は優しい人でも、その瞬間そうなっているだけなのだなぁと、感じました。
私もそういう時があって、そういう私を理解して眺めてくれる仲間に感謝してもし尽くせない気持ちです。
人を頼ることを知らずに育ってしまうと、表情が硬く、どこかいつも緊張感があって、そういう子を抱きしめたときの、その子の身体の固さは忘れられないです。
人を頼ることに寛容であることは、人を助けることにも寛容でいられて、困った人がいた時に純粋な気持ちで手を差し伸べることができる。
このことを多くの大人が知ることで、世界はもっともっと寛容になり、優しくなるかなって、そう思います。

☘【自己紹介】
仲宗根 晶(なかそね あき)
AMI国際モンテッソーリ教師
教育に携わるすべての人の理解者でありたいと思っています。モンテッソーリ教育と意識の教育プログラムavatar®︎が好きです。わたしの人生の価値ある喜びは「子どもの真の理解者を増やし大人と子どもの世界の橋渡しをする」こと。

☘【モンテッソーリ教育との出会い】
今は亡き祖母が「モンテッソーリ子どもの家」を１から立ち上げた歴史があり、私もその想いを継ぐためAMI国際モンテッソーリ教師のディプロマを取得致しました。
創立者であるマリア・モンテッソーリの、子どもの発達段階を科学的に分析した理論を知ってからは、子どもの行動の意味「子どもがなぜそうするのか」や「どうしたいのか」が手に取るように分かり、保育の質がずいぶんと変わりました。
マリア・モンテッソーリの「平和は子どもからはじまる」という言葉に20歳の時の私はインスパイアされました。

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☘【仲宗根 晶❄︎ホームページ】
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