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#15 思い出を守る勇気


わたしは幼い頃からやっていたサッカーを
大学卒業と同時に引退した。

大学4年生進路を選択する時期
現実主義みたいなところがあって未来を見た時に迷わず就活を選択した。

でも現実主義だからというのは就活を選んだ
自分への理由付けで本当はそれ以上にサッカーを続ける勇気がなかった。

今までのサッカー人生では楽しいこともあったけど辛いことの方が圧倒的に多くて
それに向き合える自信がなかったのが本音。

加えて、これ以上競技としてサッカーを続けたら好きじゃなくなりそうでそれだけは阻止したかった思いがあった。

正直、
大学で引退を決めたときに後悔はなかったのか
と聞かれたら後悔はあったけどそれ以上に
このチームでよかったと思う気持ちの方が大きかった。

私は私自身で驚くほど大学で
素晴らしいチームに出会ってしまった。

だからこそ
サッカーが好きで続けたい!と思っても
これから先に辛い時期が多くあったとき
大学でチームと過ごした時間や思い出が薄れてしまいそうで
それがすごく嫌だった。

それほど
とても守りたい時間だった。

だから
辛くても楽しくて幸せだった大学での4年間を
濃いままに終わらせることを選んだ。

決断する時、多くの人は
後悔するなら続けなさいという。


しかし、
後悔が残ってもそれ以上に守りたいものが
ある、ということを初めて知った。

後悔しても思い出を守る



何かを選択する時、
後悔しない選択なんてほとんどないけど
後悔を少なくする時間を作ることはできる。

ありきたりな言葉だけど
後悔の気持ちを抱いても
わたしは、幸せな思い出を築きたい。

願いじゃなくて
大切な思い出を築ける場所をみつける。


最後に、

今、社会人でもサッカーを続ける選択をした
同期たちは海外で活躍したり
出れない環境でも頑張り続けている。

羨ましいなと思う時もあるし
どんな状況でもその選択をした仲間が
誇らしく輝いて見える。


私も負けてられない!
同じくらい会社員だって楽しいんだから!!
みんなに負けんよ!



そろそろ
感情にまかせない文章を書きたい(切実)

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