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ちょっとだけ田舎暮らし

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普段は夫と東京暮らし。たまーに、山形県庄内地方の実家で、田舎暮しを楽しんでいます。
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#二拠点生活

イカと里芋の柔らか煮

イカと里芋の柔らか煮

寒くなってきて、毎日、何かしらの温かい煮物を作るようになってきました。
田舎での滞在もあと少しの予定にも関わらず、醤油と酒が無くなりそうになり、移動販売の魚屋さんに注文。
魚屋さんによると、最近、醤油や酒、みりんが売れるのだそうです。
どこの家庭も同じように、煮物の頻度が増したのかもしれません。

雨まじりの寒い1日は、外に行けず気が滅入るので、料理で気を紛らわそう!と、イカと里芋の柔らか煮を作る

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冬が来る音

冬が来る音

白鳥の声が上空で聞こえ始めた頃から、鳥海山が赤みを帯び、夕日が南寄りに沈むように…。一面の鮮やかだった緑が、砂の色に馴染んできました。

秋は、実り多く紅葉が美しい季節でありながら、なんだか少し寂しい気分になります。冬の気配を感じるからなのか、年齢のせいなのか…。

夜が長くなり、つい先日まで聞こえていた虫の声が止んでいます。
そのかわりに、日本海から押し寄せる風とうねる波の音が、重なりながら、辺

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ワイルド菜園拡大中

ワイルド菜園拡大中

10年近くほったらかしにしていた実家の畑地は、草原と化し、さらに木も生えてきて、このままでは森林になってしまいそうな状態でした。
2015年から、帰省するたびに、少しずつ、草を刈っては何かを植え、「ワイルド菜園」と名付けて野菜栽培を楽しんでいます。

一年目は、3メートルほどの畝を7列ほど耕し、ジャガイモ(4月上旬)、サツマイモと落花生(5月中旬)を植えました。砂地で水はけが良い土壌向きの無難な野

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ちょっとだけ田舎暮らし始めてみました。

ちょっとだけ田舎暮らし始めてみました。

東日本大震災が、田舎回帰のきっかけに
便利さや合理性重視の東京の暮らしに、漠然とした不安を感じるようになったのは、2011年の東日本大震災の頃からです。
福島の原発事故も、丁寧な生活、自然との共生というものを考えるきっかけになりました。
東京で災害があった時、どこか避難する場所が欲しい。都会の生活に疲れた時、自然に囲まれ、ほっとする場所が欲しいと思うようになりました。

震災後、山形県の庄内地方に

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