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いよいよ始まる「五島列島リモートワーク実証実験」事前準備編 #bigoto2019

Business Insider Japanさんが企画運営の「五島列島リモートワーク実証実験」期間がついに始まり、先発で行かれた方々からの報告に、そわそわがトマラナイ。私は、今月末に4日間ほど参加する予定。

最低限を知る

アポイントで時間をいただく際に、最低限ホームページは拝見してから臨むのと同じように、最低限は知っておきたいと思っている。

無知であることが強みとなるときもあるが、無知の牙は剥きたくない。

映画「くちびるに歌を」

事務局の方からオススメいただいた映画。

ひとりひとりが紡ぐ優しさの連鎖と、五島列島の空気感が沁みる作品。

五島列島の歴史という観点からは、カトリック教会や食事の前に祈るシーンがあるが、きっとそのように日常にこれまでがひっそりと溶け込んでいるのだろうと想像する。

小説「沈黙」

こちらも、事務局からオススメいただいた作品。オススメいただいたのは映画「沈黙ーサイレンスー」だったのだが、過激な描写からPG-12指定とのことで、挫折。意を決して小説を読むことに。

これが、本当に素晴らしい小説だった。

踏絵に足をかけなければ、庶民が迫害を受け続け、苦痛の末に、じわりと殺されていく。

キリスト教徒迫害の中で、神はなぜ沈黙しているのか。

日本人が心にしているのは本当にキリストか。

自分の心に共にあるのは本当にキリストか。 

人間の卑しさと、少しの希望。

私は、これが初めて読んだ遠藤周作作品だったのだが、短文で織りなされていて非常に読みやくす、重たい題材にも関わらずどんどん読み進めることが出来た。意外だった。

雑誌「祈りの島 五島列島」

五島列島に点在する教会に興味があって購入した雑誌。

隠れキリシタンの歴史と祈りの場。2作品の後に開いたため、いろいろな情景を思い浮かべながら静かに味わうことが出来た。

せっかく五島列島に行くのだから、当然、教会めぐりもしたいなあと思っていたが、3作品を見て、歴史に触れるには滞在時間が足りないと判断。今回はリモートワークに集中しようと決意することが出来た。

まっさらで感じたことと知ったフリを行き来したい

アポイントの際もそうであるが、いざアポイントの時間は、事前に得た知識は置いておいて、なるべくまっさらでいるようにしている。何よりもまず、実際に見て聞いて感じたい。その上で、目の前で感じたことと、頭にしまっておいた知識とを行き来しながら問いを考えたり考察したり。

さて、事前準備はここまでにして、あとは、実際に五島列島を訪れて身を任せることにしよう。

待ち遠しい!


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