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組織のはたらきやすさ改革⑤ リーダー育成への投資の重要性!

先日、ある教育団体に訪問をさせていただきました!

組織のコミュニケーションが
うまくいかないという企業のお悩みは、
スタッフのメンタルの
不健全でせせこましいあり方が原因です。
どの組織でも共通しているということを
見させてくれた企業様に感謝です。

その一つ、リーダーのメンタルを鍛える。

リーダーのメンタルのあり方が悪く、
その下についているスタッフとの
コミュニケーションがうまくいかず、
他のスタッフから
やりにくい!と愚痴が出てくるというお悩みは、
ほんと“あるある” なんです。

それについて、考察をしてみます。

リーダー育成のなかに取り入れたいメンタル教育

上に立つ人には
色んな立場の方がいます。

・現場で1対1のOJTを担当する先輩社員
・スタッフ数人を後輩にもつ先輩社員層をとりまとめる全体リーダー
・全体リーダーの上のチームの決裁権をもつ、役職者(課長など)
・事業部の決裁権をもつ部長
・事業部をまたいで決裁権をもつ役員層
・役員層をとりまとめる社長

など
みんな、ロボットではなく、人間なので
メンタルの課題は切り離せないのですが、
“本気のリーダー研修への投資” が
出来ている企業は
多くありません。
いくつか肌身で感じた大企業もですし、
人材育成を売りにしている企業様も
少数精鋭で回しているので、そんなに育成に時間が取れないというお声をよく聞きます。

人材育成をする役割の人が
育成の仕方を知らないという問題です。

かくいう私も、メンタルを鍛えなければならないリーダー層のひとりでした。

上級試験の機会を与えてくださり、
試験はなんとかクリアしました。
ひとりの力ではなく、
沢山の先輩方のご協力をいただいて
合格をしたわけですが。

実際の現場業務では自分のあり方で
ぶつかっていかなければならなくて、
試験はクリアできても、
私のメンタルの問題で

チームや後輩に、
結構な御迷惑をかけたな、と
恥じるべき過去が沢山あります。

自分の至らなさを周囲は受け入れ、
許してくれていたんですね。

それも、自分だけが頑張っているような
気持ちになっていました。


リーダーに必要なスキルNo.1は『謙虚さ』!

リーダーのなったとしても
その立場に奢ることなく、
自分自身の問題に
謙虚に気付き、変化変容していけるような
謙虚さが必要です。

リーダーが自分自身のメンタルの問題に気
付くことができないことで
引き起こしてしまう影響は
かなり裾野が広くなってしまうのです。

例えば、リーダーの部下に対する評価が、
“まったく客観的でなく、あまりにもリーダーの利己的な評価” をしてしまうと、

部下の不満が生まれ、
リーダーと部下の信頼関係が崩れ、
それがチーム全体の不協和音となり、
リーダー育成にメスを入れられない企業のあり方が常態化すると、
企業そのものに不満を持ち、
健全な人・仕事が出来る人達が
より健やかに働ける出来る職場へと移ろうと離職してしまう。

こういった負のスパイラルは
頻繁に起きています。

より上位のリーダーが不健全で
あればあるほど、
そのメンタルのあり方の影響度合いは
広がっていきます。


謙虚なあり方に徹底的に取り組むことを
我々はカウンセリングにおいても
とても大切にしています。

企業研修もはじめました。
個人のメンタルのお悩みだけでなく
チーム運営に関するお悩みについても
受け付けております。

ご興味ある方、一緒に学びを進めていければとおもいます。以下リンクより。
↓↓
https://eymentallab.com/motasala/




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