9割の人が知らなさそうなタクシーの豆知識

夜、駅前に行けば何台かは止まっているタクシー

知らない人は居ないであろうコノ乗り物に
知らないであろう事があります。

それは、、、99%のタクシーはガソリンスタンドに寄ることがないんです。

「えーっ!?なんでー!」って思いつつ
「たしかにタクシーがガソリンスタンドに入る所って見たこと無いわ!」ってなってますよね?笑

あなたがそう感じる理由は、タクシーの燃料が、ガソリンではないから。

じゃあタクシーは何を燃料に走っているの?
そう思ってますよね?

お答えしましょう♫
それは、、、ガス!

なんでガスにしてるの?って言ったら
ちゃーんとメリットがあるから!!

〈メリット1〉ガスの方が安い
それぞれの燃料価格は石油情報センターによると

レギュラーガソリンが158.5円
軽油が138.4円
(ともに2021年8月10日時点の全国平均)

LPGガスは97.2円
(同年7月10日時点の全国平均)

とガソリンや軽油に比べてガスの方が、3〜4割も燃料費が安くなるんです。
自家用車と比べて長距離を走行するタクシーにとって、このメリットは大きいみたいです。



〈メリット2〉CO2排出量が少ない
さらに、日本自動車輸送技術協会が測定した2006年度石油ガス構造改善調査では、ガソリン車とLPG車を走行した際のCO2削減の比較したところ

ガソリン車では245.6g/km
LPG車では212.7g/km

となっており、13.4%削減できるということが分かります。
長距離を走行し、多量の排気ガスを排出するタクシー会社は、LPG車の採用を環境配慮の一環として考えているようです。


と、
ここまで聞いて、賢い人はこう考えるでしょう。
「んじゃ自家用車もガスを燃料にしたらいいじゃんかー!」
と。

でもそうはならなかったんですね〜!
それにもちゃんと理由があるんです。

〈デメリット1〉メンテナンス費が高い
6年ごとに検査があり、場合によっては交換しなければならないのでガソリン車に比べてメンテナンス費用はかかってしまいます。

〈デメリット2〉トランクが狭い
LPGの燃料タンクは大きいのでトランクのスペースが狭くなります。

この2つの理由が大きな要因となって、自家用車にはLPG車が普及しなかったみたいです。

たしかに、2年に1回の車検でだって面倒なのに、それに加えて6年に1回大きな点検あるとか大変ですよね。しかも車検の10倍くらい高いんです。
それに旅行や遠出の際にも使う自家用車で、家族の荷物が積みきれなーい!なんてのも困ります。


こんな風に、用途ひとつ変わるだけで燃料が全く違うものになる。

そう。

誰かにとっての要らないモノは
誰かにとっての欲しいモノなのかもしれません。

そんな世の中のデコボコを均す、そんな事に携わりたいなと、これを書きながら思うのでした。


いかがでしたでしょうか?
"僕/私はこんな豆知識/雑学知ってるよ!"
ってありましたら教えていただけると尚嬉しいです笑

明日は
フィリピンで宿まで送ってくれたタクシー運転手が日本に持つ印象
について投稿しようと思います!

お楽しみに♫

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