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ちあきろく(育児編)

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2019年10月に誕生したむすめ「ちあき(仮)」の記録なので、ちあきろく。育児編。最低週一更新でゆるく書いていきます。
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#産後

0624-29/やあひさしぶり!と、月のもの

0624-29/やあひさしぶり!と、月のもの

6/24
離乳食の準備のため「いないいないばぁ」の魔法をかけて(これをみている時は集中しているのか離れても泣かない)さっとキッチンに行ってストックで冷凍してある離乳食をチンして冷ましている間にこそっとトイレに向かう。戻ってきて初めてのパンがゆの準備をしている間に「いないな〜いばいば〜い!」が聞こえて慌てる。(魔法がとけちゃう!)

その後もやけに静かなのでそっとみにいってみると、なんとテレビ台に手

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1030-1106/母のこと。

1030-1106/母のこと。

私がお産で唸っている時、母は何故かほぼ同じタイミングで急に謎の高熱を出して倒れていた。

むすめが産まれた日「促進剤で3〜4日かかる」と朝先生に言われて完全に油断していたので、私は病室で途中までひとりぼっちで、母は実家にいて、夫も不在で、だんだん痛みが強くなってきたので大丈夫?と心配する母のラインに「いたい」だけ送って陣痛で唸っていた。

母は、慌てて駆けつけようとしたが、何故か急に高熱が出て

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1111/そして、乳になる。

1111/そして、乳になる。

きばっている姿を見守るのが好きだ。
どうやら、うんちをしたいのに出ないジレンマで娘は泣くらしい。手足をバタバタさせ、顔を真っ赤にしながら短めに泣き、りきみ、そして放屁とともに聞こえる「でてる」音。
出し切った後の、きゅっとすぼめられた唇のすまし顔。かわいい、とてもかわいい。

「でたねぇ〜」なんて言いながら、おむつを替える。黄色い赤ちゃんのうんちは、なんとなく炊きたてごはんの匂いを彷彿とさせる。

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1116-17/夜間授乳紀行

次の夜間授乳まで、寝たほうがいいのに、せっかく今夜は娘がよく眠ってくれているのに、なぜか考え事が色々と頭をめぐってしまって眠れない。メモ帳を取りに行こうかと思ったけれど、ドアの開け閉めの音で娘が起きてしまう気がして(あとはめんどくさくて)布団の中でメモを残す。

間も無く1ヶ月が経とうとしている。
もう1ヶ月なのか、まだ1ヶ月なのか。とにかく、驚くべきことに、わたしの生活の中心は完全に娘になって

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1125/ぐぅぐぅ、すぅすぅ

1125/ぐぅぐぅ、すぅすぅ

今日から2週間ほど実家に帰省する。
夫がさみしそうで「毎日むすめの動画を送って欲しい」と言っていて、それが、とても、うれしい。今夜だけむすめと添い寝してもいい?と言っていたり(熟睡しちゃうと危ないし、娘もよく寝てたから却下したけれど)、昼間はバウンサーの上ですうすう眠るむすめをながめている。なかなか休むのが大変な仕事なのに、この土日は家にいてくれた。さみしがってくれる夫がかわいい。

あゝ里帰り

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1126/ラブレターの賞味期限

1126/ラブレターの賞味期限

予定日だった10月10日の早朝、エモエモのエモーショナルが爆発して泣きながら書いた夫へのラブレターの中には私の熱がまだこもっていた。まさかそこから9日も出てこないとはつゆ知らず、お産当日に渡すつもりがそれどころではなくて渡しそびれ、行き場をなくしていた手紙。
手紙ってのは本当にタイミングだし、えいやっと渡してしまわないと、とても恥ずかしい。そして自分で読み返すものではない。が、読み返してしまった。

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