【京都】美術展めぐりとミュージアムグッズまとめ2022
春
|サロン!雅と俗-京の大家と知られざる大坂画壇
-京都国立近代美術館
江戸時代から近代にかけて、京都と大阪で活躍した画家たちの意外な交流が紹介される。
初めて見る大阪出身の画家たちの愛嬌とユーモアのある作品が良かったなぁ。
夏|ポンペイ
-京都市京セラ美術館
ヴェスヴィオ山の噴火によって埋没したローマ帝国の都市ポンペイの遺産が展示される。
実はポムポムプリンのコラボグッズが欲しくて見に行くという不純な動機だったのだが、すごく楽しくて、特に「炭化したパン」は「冷凍マンモス」に匹敵する存在感があった気がする。
|時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA リターンズ 鋤田正義写真展
-美術館「えき」KYOTO
こちらは予定になかったが、ふらっと見に行った。昔の京都の街なみと、そこに馴染むボウイがなんとも不思議。
京都駅の伊勢丹の中にあるので買い物ついでに寄れるし、店の奥にあって没入感にひたれる美術館です。
|綺羅めく京の明治美術―世界が驚いた帝室技芸員の神業
-京都市京セラ美術館
明治期の京都の美術品を紹介。絵だけでなく陶芸や刺繍など、素晴らしい作品をたくさん見つけられた。
|ゴールデンカムイ展
-京都文化博物館
ゴールデンカムイの原画や作品に登場するあれこれが展示される。
一番わくわくしながら京都に来るのを待っていたのだが、逆に緊張してサラッと見てしまったのを少し後悔している。
やはり気負わない方がいいのか…でもそれがオタク…などと余計なことを考えながら、最終的にはゴールデンカムイに感謝しながら会場を後にした。
秋|芭蕉と蕪村と若冲
-福田美術館
いつもより少し遠出して、旅のメインは嵐山の紅葉と保津川下り。
川下りの到着がちょうど美術館の前あたりなので、そのまま入ってみた。
展示は芭蕉、蕪村、若冲のおなじみの作品が紹介されるが、解説がわかりやすくて面白かった。
できたばかりのピカピカな建物におびえつつ、入館者しか入れない静かなカフェで一服。賑わう渡月橋をゆっくり眺めることができる。
冬|アンディ・ウォーホル・キョウト
-京都市京セラ美術館
会場に入ると、芸大生っぽい人がたくさんいてちょっとソワソワ。アートに詳しくなくてごめんなさいという気持ちになるが、だんだん集中力が増してきて周りはどうでもよくなる。
企画名の通り、アンディウォーホルが京都で滞在したホテルや料亭のレシート(?)、お寺でのスケッチなども展示される。
アンディウォーホルの目を通して世界を見ているような感覚になった。
美術展めぐりの余談
こうしてみると、今年は京セラ美術館によく行っていた。
京セラ美術館は改装してからすごく綺麗になったのだが、チケットがバーコードを読み取るための無機質なカードになってしまって、いっそ回収してくれと思うくらい展覧会名しか書いてない。
アンディウォーホルキョウトは、たまたま百貨店で割引チケットをもらったらその印刷がすごく綺麗で、捨てられずにチラシと一緒にクリアファイルに保存していた。
私にとっては、チラシも半券も好きな作品を思い出せるモノなので、紙のチケットは無くさないでほしいなぁ。
さて、2023年は冨樫義博展が大阪に来るのでなんとしても行かねばならない。その時はゴールデンカムイ展の経験を活かして、内なるオタク心を抑えて落ち着いてゆっくり見たい。
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