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他人を思いやる

人を思いやるって家族や友人、時には自分に対してさへ難しいのだけど
他人を思いやれる人間が多いほどその国は豊かだと思う
日本で欠けてきている存在だよね

日本は戦争で変わった

と、私は思っている
日本は第一次世界大戦で勝って
かなり傲慢な国になってた気がする
まー学校の社会科や他、ニュースや雑誌の記事からしか想像できないけど
もちろん、その頃を知る人はもういない

第二次世界大戦で負けて
日本はまた変わった
人の命の大切さ、人の心の大切さ
戦争がどれだけ無駄かを学んだ

よく、戦争放棄はアメリカの強制だったというけど
私はそれだけの負け方をして
多くの人たちはそれを望んでいたと信じたい・・・当時は

戦後のあの時代

すごく急成長できたのは
利用する形で都合がいいから入り込んできたアメリカ軍の存在や
何より、戦争に負けて家族を失った人たちが
未来を紡ぎたいと思ってくれた人たちが
他人通しを助け合い、思いやって来たせいだと思う
勝った優越感はあったろうけど日本にほどこしくれたのは他人を思う
心の一つじゃなかったかな?
水に困れば、米に困れば自分の家も本当はきつきつだけど
分けてくれた近所の人や
どこの誰か知らないけど、瓦礫を撤去し更地にして
新しく新時代の建築物作ってくれたり
会社を何もない所から起こして
成功させてくれたひとたちが居たからじゃないかな

他人を思いやるが
一番できてた時代がそこにあったと私は思えてならない

S22年生まれの親

そんな戦後をぎりぎり知ってる親をみてそだったのが
私の親の世代
道徳とか学びとかまだまだ行き届かない中で
中学卒で集団就職した時代の親たちだ

学校の帰りに麦茶をくれる家があった
喧嘩してると他人の親にひっぱたたかれて叱られた
悪い事は他人でも悪い事だよと教えてくれた時代
それが親の世代が私たちにしてくれたこと

同時に豊かなバブル時代を迎え
私たちは甘やかされて育った
心の強さを失った
時代が崩れ始める・・・

S46年生まれの私

個体差はあると思う
元来、心も体も頑丈な人もいるし
人の事顧みずに自分中心で
人間関係で悩むとか無関係の人も居る
まー、大抵悩みと言うより人に対して苦情は多いタイプが多い

私は小児喘息を持ってたこともあり
体力づくりもできないまま
家の手伝いもしないまま
甘やかされて育った
そして・・・心は生まれつき弱かったみたいで
中学入る頃から人間と言うものに悩み続けていた
生きることの意味の無さにも悩み続けていた

でも、この傾向は
私の世代では早い方だけど
この後の世代では
たぶんうなぎ上りで増えていく形だったと思う

心も体も弱い人増えたんじゃないかな・・・

しない時代から、できない時代へ

他人を思いやりたくても
自分さへもて余しててなかなかおもいやれない時代の到来
結婚しても我慢と思いやりがお互いに足りなくて
離婚してしまう
就職しても怒られることに耐えられず
仕事の厳しさに挫折して
職をてんてんとする
子供を産めば育児ノイローゼになり
子供にやつあたりするようになる
養護施設が沢山出来た時代だったきがする

でも時代の変化はもっと悪化してると思う
何のために今を過ごしてるかもわからないで
一生懸命をわすれてる世代

私も嫌いな言葉だけど
頑張れ
その言葉が重荷としかうけとれない世代

使う言葉も難しく
他人を思いやる行為は出しゃばりで
下手に行動するとこっちがただの悪者になる
他人に干渉さへ難しい時代の到来です

結婚するまえに結婚する気もなく
恋愛するまえに恋愛する気もなく
ネットで自分をさらけだせても
現実世界では自分の殻に閉じこもって
親にも本音を言えない時代

壊れて行ってる世の中が・・・
壊れて行ってる思いやりが・・・
壊れて行ってる自分があの人も、この人も・・・
今、メンタルが健康な人の方が少ないんじゃないかな

こんな時代になったから
他人を思いやる事を考えて行きたいと思う
それが出来た時、自分も思いやれるようになる気がする

最後に

どの時代でも例外や先取りの人たちはいるから
どなたも当てはまるわけではない

※あくまで個人的、社会への感想と思想であり
これが正しい見解かはまた別問題なのです

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