読者の権利 2
こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。
私は、自他共に認める本好きです。
山登りや旅行、格闘技観戦など、他にも趣味はありますが、子どもの頃からずっと変わらないのは、読書です。
読書の魅力はたくさんありますが、いつでも、どこでも、1人でも楽しめるのが、自分にとって重要なポイントかも知れません。
本は色々な読み方ができます。
その自由さを守るものが、「読者の権利」。
これは、『奔放な読書』という本に書かれてあります。
前回は、10カ条あるうちの2カ条について書きました。
興味がある方は、こちらの記事を読んでみて下さい。
昨日の続きです。
3カ条 最後まで読まない
以前は、「最初から最後までちゃんと目を通さなければ、本を読んだことにならない」という思い込みがありました。
読んでいて途中でつまらないなあと思っても、我慢する。そんな読み方をしていた時期があったのです。
最後まで読まないともったいない。
全部読まないと、作者に申し訳ない。
ちゃんと読まなければ、達成感が得られない。
真面目すぎるというか、頭が固い。ガチガチな状態でした。
今は、最後まで読み切ることにこだわっていません。
そうしなくても、作者をないがしろにしていることにはならないし、達成感だって得られます。
何か少しでも心に残れば、それでいい。
残らなくても、構わない。
肩の力を抜いて、リラックスしながら、自分の気持ちが赴くままに読む。
幸せな時間です。
4カ条 読み返す
お気に入りの本、好きな本は何度読んでも飽きません。
書いてあるセリフを覚えてしまうくらい読み込んだ本は、誰でも1,2冊あるのではないでしょうか。
読み返したいと思えるような本との出会いは、まさに宝物。
じっくりと味わえる、スルメのようなものです。
読み返すパターンは2つあります。
〇短期間で何度も読む
読み終わった途端に、またすぐ読みたくなってしまう。
同じ本を1週間で、3,4回読むこともあります。
最初から読むときもあれば、気に入った部分だけをひたすら読む場合もあります。
私は食いしん坊なので、お料理の描写が多い。
脳内で繰り返し味わう。
一種の中毒なのかもしれません。
〇長期間で繰り返し読む。
学生の頃に読んだ本を、定期的に読み返しています。
名作と言われているものが多いですね。
本の内容は変わらないのに、読み手の自分は感じ方が変わってくる。その変化が面白い。
前に感動した場面をスルーしたり、気にとめていなかった部分が心に引っかかったりする。自分を観察するポイントになるのです。
今回も2つしか取り上げられませんでした。
思い入れがあると、熱が入りすぎてしまいますね。
次回はどうなるのでしょうか。
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