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こうやって、毎日を重ねていく。

小さい頃から、何かが秀ていた人間。というわけではなかった。

足が早くてもクラスで3番目。勉強もクラスでは半分より少し上くらい。宿題は苦手で、結果、そんなに成績は良くない。

でも、人を笑わせることは好きだった。

今から書くこのエピソードは、そんな僕が社会人になってからの2年ちょっとの思い出を少し見せる話だ。

これから社会人になる人や、いま新社会人となって奮闘している人。そして、僕みたいに1回目の転職を選んだ人に向けてこの文章は書いている。

少しでも、明日のあなたにつながる何かがあったのなら嬉しい。

では、いこう。

こうやって、毎日を重ねていく。

冒頭にも書いた通り、僕は何か秀ている才能があったわけではない。才能というものが存在するのかどうかは一旦置いておいて。

ただ、人間は勘違いする生き物だ。いや、勘違いしたもん勝ちの生き物だ。

慣れれば、気づく。あれ、なんかできるようになってきたぞ。でも、その感覚に気づくのは、まだちょっと先。

社会人になってすぐは、できない毎日に押し潰されそうになる。

社会が、上司が、あの人が、何より自分が、自分を認められなくなる感覚。

もしかしたら、この文章を読んでいるあなたにも同じ感覚におそわれた時期があったかもしれない。

僕はその感覚におそわれた。

そんな時、僕を救ってくれたのは、おこがましいかもしれないが、自分自身だった。

僕は、人に相談する勇気をもった。よりその悩みに対して関係がある人に、尊敬する人に、身近な人に、自分自身に。

そうして、僕は少しずつ、つよくなってきた。

つよくなるのと同時に、人に対してやさしくなっていく。

でも、環境を変えると、また初心者になる。

初心者になると、また自分自身がなにもできない感覚におそわれる。

それが今だ。

この人生に対する「暗さ」は、おそらく人生のどのステージにも訪れる。

そうやって、日々を重ねていくのである。

そして、その暗さを乗り越えるには、「言葉」であったり、「仲間」であったり、「信念」が必要だったりする。もしかしたら、美味しい料理だったりするし、少し長い睡眠だったりする。

何が乗り越えるカギになるのか、それはその時や人によって変わると思うが、そのカギたちを、しっかり、大切に、もっておきたいと思う。

人生はつづいていく。その暗さはずっとあるものではない。

こうやって、毎日を重ねていく。

重ねて、ゆっくりと、かたちになっていくのだと思う。

少しずつ、ゆっくりでいい。愛せるように、話をしようよ。

では、また。



音楽紹介

今日は大好きな曲をもとに日記を書いてみました。もし良ければ、聞いてみてください。

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