見出し画像

「誠実さ」とは〜島田 潤一郎さんから紐解く〜

こんばんは。森本瑛です。

今まで長らく文章を書くことをしていなかったのですが、この度ほぼ毎日、日記を書いていこうと思います。

僕がどんな人間なのかは今度またじっくりどこかで書くとして、今日は「誠実さ」について向き合っていきたいと思います。

僕自身、誠実な人間でありたいと思っています。ただ、誠実な行いとは一体どんな行いなのでしょうか。

約束を守ること?正直であること?

今日は、僕にとっての「誠実」を探求していきます。

1.  頂いた言葉より。

まず、僕がこのテーマを考えようと思った理由は、ある手紙からでした。その手紙には僕自身が「誠実である」と書かれていて。その言葉が嬉しかった分、僕は誠実さって何だろうと考えるようになりました。

その中で、考えるヒントとなったのは一人の著者との出会いです。

2. 島田潤一郎さん

島田潤一郎さんは「夏葉社(なつはしゃ)」という出版社をひとり出版の形で立ち上げられた方です。

これだけ聞くと、パワフルでエネルギーに溢れた方だと思うのですが、僕自身そういった印象ではなく(もちろんすごい方なのですが…)、本当に誠実という言葉がよく似合う方なのです。

僕はどうしてこの方を誠実だと感じるのか。そこに「誠実さ」のヒントがあるような気がします。


2−1 本から読み解く

僕は島田さんが書いている本をおそらく全て読んでいると思うのですが、特に文庫本としても発売されている「あしたから出版社」はとても素晴らしい作品だなと思いました。

僕は、この本のおかげで島田 潤一郎さんがどんな人生を歩んできたのを知ることができました。詳しくはこの本を読んでいただくとして、僕が特に注目したのは、島田さんが「ひとり」で出版社を始める過程です。

もともと読書が好きだった島田さんは、あることがきっかけで、おじさんとおばさんのために何かできることはないかと考えます。

そこで思いついたのが、ある詩を贈ることです。そして、詩を贈るために本という形にし、自身はひとり出版という形で仕事をすることになったそうです。

「あしたから出版社」

本にもさまざまな本があると思うのですが、島田さんが手がける本は手紙のような印象を受けます。

多くの人に届けるのではなく、確かに届けたい人がいるような本。

1万人に届けるというよりも、あの人に渡したいなと思える本。

そんな本をつくっています。

また、本をつくることに関わった人に対する尊敬心(リスペクト)をとても感じます。装丁に関わる人、作者の方、後書きを書く人、どの人にも確かなリスペクトを感じます。僕はそこにこそ「誠実さ」のヒントがあるのではないかと考えました。


3. 「誠実さ」とは

だんだんと書きながら自分の言いたいことが形になってきました。そうです。僕が思う誠実さとは、「尊敬心」だと思うのです。

相手に対して、確かな尊敬心をもっているのか。

それは大人に対しても、営業先に対しても、子供に対しても、好きな人、家族、近くの人、初めて会った人に対しても同じなのではないでしょうか。

ある意味、人に対してリスペクトをもち、それが行動して表れ、その行動が積み重なることが「誠実さ」ということに繋がるのではないでしょうか。

僕は誠実な人間でありたいと思うからこそ、これからも「どんな態度で接するのか」を大切にしていこうと思います。


4. あとがき

今日は4月1日です。色々な方の環境が変わる時期だと思います。

たくさん大変なことがあると思いますが、それと同じくらい楽しいこともあるのだと思います。そうであると僕は信じます。

この世界で、同じ時間を生きているあなたへ。

確かに僕はここにいます。あなたのことを信じています。そして、これからあなたが歩む道と僕が歩む道が重なることあるかもしれません。楽しみですね。

その時まで、僕は頑張り続けようと思います。こうやって想いを言葉にしようと思います。

可能性に溢れた選択肢を、どこの場所でも。

今日も読んでいただきありがとうございました。引き続きよろしくお願い致します。

森本瑛


この記事が参加している募集

もし、記事を読んでみて笑ったり、感動していただいたり、心が動いたりしてくれたのならそれ以上の喜びはありません。心からの“感謝”をあなたに、ありがとう。