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    単品の記事群です。もっぱらゲーム関連。紹介記事とかプレイ談話とか考察とか。

  • 人類滅亡後の小世界をPinocchiaたちと歩いた話

    フリーゲーム「人類滅亡後のPinocchia」のプレイ手記。全7回+考察回が1回。

  • カードコマンダー自作フレーバーテキスト再録

    カードゲーム「カードコマンダー」に登場したカード群に対する自作フレーバーテキストの再録。

  • ゲームBGMの創作歌詞集

    ゲームのBGMに勝手に付けてみた自作歌詞のコーナー集。主にLa-Mulanaとがんばれゴエモンシリーズ。

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Akasataのご紹介

 初めまして。Akasataという者です。  ここでは主に、私が趣味でやっている色々を公開していくつもりです。 作詞とか ……といっても無から有を生み出すようなものではなく、既存のゲームのBGMに勝手に詞を付けるというものです。二次創作。ゲームミュージックオンリー。  本当はボカロにでも歌わせるところまでやれればもう少しウケもするんでしょうが、このNoteを利用するだけでも四苦八苦だった体たらくとしては夢のまた夢です。誰か代わりにやってください。いや本当に。  ……いやいや

    • Renkaシリーズの世界と人物に関する考察

       本記事はRenka氏が製作し、Steamに公開しているゲーム「サンセット・ルート」「フラッシュバック」「白夜夢」「水星汐」の考察をまとめたものである。  この一連のゲーム群はそれぞれある程度共通の世界観を有しているのだが、多くを語らない(または遠回しに多くを語る)作風からストーリーや人物背景など想像の余地を多く残す点が一貫した特徴のひとつとなっている。そういった謎の一部には新作における新情報の開示で明るみになるものもあるが、一方で新たな謎もまた積み重なっていく。  で、そ

      • 新生カードコマンダー「Color Summoners」が公開された

         2024年2月28日、人気カードゲーム「カードコマンダー」の非公式リメイク作「Color Summoners」がSteamにて無料公開された。 もう一度、カードコマンダーにあこがれて 2010年にhozo氏(以下「原作者」とする)によって作られたFlash製ブラウザゲーム「カードコマンダー」は、Flashの終了と共に2020年初めに公開が終了された。  カードコマンダーについては自分も以前別の記事でいくらかの解説を書いたので、そちらをご覧いただきたい。  人気作だったこ

        • 今更ながら人類滅亡後の小世界をPinocchiaたちと歩いた話・1人目(考察編)

          (本ページは本編である「人類滅亡後のPinocchia」のプレイ手記から外れた番外編です。本ページよりも先にそちらを一読する……のは必須でないですが、よかったらそっちも読んでいただけるとうれしいです) あれから僕たちは、何かを信じてこれたかなぁ  「人類滅亡後のPinocchia」はゲームクリアしてなお、たくさんの謎をプレイヤーの前に残している。アレは何だったのか? 何が嘘で何が真実だったのか? そんなモヤモヤを感じた人は少なくないだろう。  結論を言うとそれらの多くは、

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          今更ながら人類滅亡後の小世界をPinocchiaたちと歩いた話・7機目(本編最終回)

          第六階層:司令部 「ノアの遺言・かくて人類滅亡せり」 いよいよ最終局面に挑む主人公サンとお供たち。  全員フル回復させた? 物資は揃えた? しまいっ放しのシールド装置も持った? OK! 準備万端ヨシ!  残り13日。  第五階層の拠点を後にし、改めて第六階層を目指して出撃する。だが道中で遭遇した敵は逐一倒していく。何故? 分からん。何故決戦を前に、いちいち物資を投じて戦いながら進めているのか当時の私に聞いてほしい。戦闘が完全に癖になっている。マーキュリーが泣いてるぞ。  

          今更ながら人類滅亡後の小世界をPinocchiaたちと歩いた話・7機目(本編最終回)

          今更ながら人類滅亡後の小世界をPinocchiaたちと歩いた話・6機目

          続・第五階層:士官居住区 「最強のアンドロイドと最凶の敵性機械」 駄弁り散らかしただけで1ページ使ってしまった。今度こそ第五階層の攻略に移る。  とその前に、まだ第四階層から来たばかりなので一晩寝なければならぬ。就寝前にマーズとヴィーナスを修復カプセルに入れて、少しでも破損を直すことも忘れない。起きたら二人を回収する。  速攻型のウラヌスだが、彼女は実戦でレベル10まで上げていくことにする。2日も戦えば多分達するだろう。ムーンはまだレベル10でないし、今ある即時育成キットは

          今更ながら人類滅亡後の小世界をPinocchiaたちと歩いた話・6機目

          今更ながら人類滅亡後の小世界をPinocchiaたちと歩いた話・5機目

          第五階層:士官居住区 「狂気の洪水、沈む箱舟」 第五階層にたどり着いた主人公サンとお供たち。  ここでも冒頭で主人公の回想が入った。軍上層部の会議のようだ。上座にいるのは……主人公? やはり相当格上の人物なのか? 第一階層での回想に出てきた女医っぽい人もいる。主人公を執刀したメガネの女性。  議題は寄生体感染者の処遇。手術で患部を除去という治療法はあるが、成功率が低く後遺症が起きやすい(主人公もそれだ)。そもそも感染者を検出する方法……というか、検出する側の人間が感染者でな

          今更ながら人類滅亡後の小世界をPinocchiaたちと歩いた話・5機目

          今更ながら人類滅亡後の小世界をPinocchiaたちと歩いた話・4機目

          第四階層:居住区 「鬼が出るか固定砲台が出るか」 第四階層に到達した主人公サンとお供たち。第二や第三到達時と違い戦力的な余裕はあるが、荷物がパッツンパッツンである。  また冒頭で回想シーンが発生する。父親と娘のようだ、すなわち主人公と娘。察するに二人で地上が平和だった頃の映像を見ているものと思われる。雪を埃と勘違いする娘。どうやら核狂乱からシェルターに逃げ込んだ後の生まれのようだ。娘もやはり、もうこの世にはいないのだろう。  ここの拠点にも転換炉の強化装置があった。その横に

          今更ながら人類滅亡後の小世界をPinocchiaたちと歩いた話・4機目

          今更ながら人類滅亡後の小世界をPinocchiaたちと歩いた話・3機目

          第三階層:畜産区画 「イート・ザ・ボーン」 ほうほうの体で第三階層に滑り込む主人公サンとお供たち。  ……と、回想シーンが入った。男2人の会話だ。片方は主人公……なのかどうかは後頭部からはよく分からん。いや回想なんだから主人公か。どうも教団と軍が対立しているらしく、教団の構成員が軍への復讐だか何だかを名目に男の片方の妻を殺したとか、民衆は日々の不満の吐け口として軍を憎み教団を支持しているとか。……ん、それって主人公の妻ってこと? 主人公にとって教団は仇ということになるのか……

          今更ながら人類滅亡後の小世界をPinocchiaたちと歩いた話・3機目

          今更ながら人類滅亡後の小世界をPinocchiaたちと歩いた話・2機目

          第二階層:農業区画 「赤熱刃に火を点すような日々」 ようやく一歩コマを進めた主人公サンとお供たち。  まず気付いたのは、一度先の階層へ進むと前の階層へは戻れないということだった。これは第一階層の拠点のロッカーのひとつに集めていた、各種1個以上のジャンクが実質的に永久に失われたことを意味する。だって……いっぱいアイテム出てきたらコレクションしたくなるし……重量制限あるから常時全部持ち歩くのは無理だし……まぁこういう酔狂な例はともかく、応急修理キットが戸棚に残ってないかくらいの確

          今更ながら人類滅亡後の小世界をPinocchiaたちと歩いた話・2機目

          今更ながら人類滅亡後の小世界をPinocchiaたちと歩いた話・1機目

          まえがき 「人類滅亡後のPinocchia」とは饗庭淵氏が制作した、ノンフィールド型ポストアポカリプスRPG。主人公はどこかのシェルターらしき場所の一室で、独りコールドスリープから目覚めた謎の男。地上は核戦争中、部屋を一歩(二歩)出れば人を襲う敵性機械が徘徊している。主人公は護衛として製造したアンドロイド(全員女性型)たちを従え、シェルター内を探索していく……というのがストーリーである。  本作の目玉はこのアンドロイドの運用のシビアさにある。まず戦闘でHPが減ると小破・中破

          今更ながら人類滅亡後の小世界をPinocchiaたちと歩いた話・1機目

          続「Conduct DELUXE!」を350時間やり込んだ話

           ※この記事は前後編の後編に当たります。前編は以下からどうぞ。  卒業制作などとぬかしつつ、たった2ヶ月で舞い戻ってきたAkasata。アイデアが湧いてくるから仕方がない。制作活動の続きである。  なお350時間と題しているが、各ステージの細かい仕様を確認したり、見栄えする鉄道写真もといサムネを撮るためにちょくちょく起動した結果これを書いている時点で360時間を超えている。   (以下の大半のサムネは手元のエディットデータのテストプレイ画面を撮ったもので、実際にアップロード

          続「Conduct DELUXE!」を350時間やり込んだ話

          「Conduct DELUXE!」を350時間やり込んだ話

           「Conduct DELUXE!」は2017年にSteamでリリースされた、「あなたの中の車掌を刺激する(原文ママ)」リアルタイム列車運行アクションパズルゲーム。先に「Conduct THIS!」の名で公開されていたブラウザゲームの製品版である。  操作はクリックで列車を停止および走行再開と、線路のポイントを切り替えるのみと至ってシンプル。駅でお客を乗せては目的の駅で降ろすことを繰り返し、制限時間以内に衝突事故を起こすことなく既定の人数を送り届けられればステージクリアという

          「Conduct DELUXE!」を350時間やり込んだ話

          Flashゲーム保存活動「Flashpoint」についての覚書

           ここではFlashpointについて調べ、分かったことをまとめていく。  最小限の実用的な事柄をざっくり書く程度に留めるつもり。間違った記述もあるかも知れないが、それで何かまずい事があっても私Akasataは一切責任を負わないことをあらかじめお断りしておく。 Flashpointとは?  細かい経緯は省くが、Flash Playerは2020年末日をもってサポートが終了される。これによりFlash製のゲームをプレイしたり動画を観たりが一切できなくなる。  この事態を回避す

          Flashゲーム保存活動「Flashpoint」についての覚書

          カードコマンダー自作フレーバーテキスト再録 目次

           昔遊んでいたカードゲーム「カードコマンダー」に登場するカードに対し、Akasataが当時自作した非公式のフレーバーテキストをまとめたものです。  当時ゲーム内に書いたものとは内容が変わっているものがあります。あらかじめご了承ください(理由は後述)。  カードコマンダー自体は2020年初めに公開を終了してしまい(ドメイン切れ)、現在はプレイできなくなっています。ただ有志の方が非公式の再現版を鋭意製作しているそうで、再び遊べる環境が戻ってくるかも知れません。  戻ってきました

          カードコマンダー自作フレーバーテキスト再録 目次

          カードコマンダー自作フレーバーテキスト再録:緑

          レベル0 緑の煙(攻撃力0 HP0) ■使用効果:自分の魔力を「自分の墓地にある緑の煙の数+1」増やす このカードを破壊する 【魔力補充】 魔力を含む煙を詰め込んだ謎の壷。 緑は深き山野の色。広大な大地に宿る生命力と、 過酷な大自然に生きる動植物のしたたかさを 象徴する要素である。 レベル1 アルマジロ(攻撃力2 HP4 後攻) 【能力なし】 硬い殻が自慢のアルマジロ。 それを頼りに丸まれば大抵の傷は防げるが、 身を守るだけではもちろん敵は追い払えない。 気付くのはいつ

          カードコマンダー自作フレーバーテキスト再録:緑