岸田奈美さんシリーズ『傘のさしかたがわからない』を読んで

おはようございます。鍋が恋しい季節になりました。
お野菜たっぷり、鶏肉や豚肉も入れて…さて今夜は何味にしましょうか？
燈由菜です。

※サムネイルの写真は記事とは関係無く私が撮った空の写真です😊

“傘のさしかたがわからない”
岸田奈美

奈美さんシリーズ最新刊

今回のエッセイの中で印象に残ったワード
『芯』
『思い込みは呪い』でした。
他にも沢山の心に残る内容はあるのですが、この二つは自分自身にとても突き刺さった言葉です。

人との関わり方や、とらえ方は人それぞれ違うもの。
だけど、私は奈美さんが心の中で感じる事にすごく共感出来たんです。

でも、奈美さんは思った事は伝えれる勇気を持っておられるけど
私には勇気が無いので、全てが同じじゃないけど理解出来る事が多かったです。

『芯』とは
自分の中の奥深いところの思い。
それって「変わらない物」「変わらないのが当たり前」「変わらない方がいいに決まってる」と私も思っていましたが
奈美さんは「芯を取り替え続ける」取り替え続ける事で“豊かさ”の内容が変わって行くと仰っているのを読んで

『芯』にあるものは
絶対的にかわらないものでなくてイイんだ。
変わってもイイんだ。て思うだけで
気持ちが楽になれたんです。

そして『思い込みは呪い』
思い込みほど怖い事はありません。
実際に自分が体験や経験した事じゃない事は、つい…勝手な思い込みで判断してしまう事ってないですか？
私は良くありますし、逆に勝手に思い込まれ実際とは違った判断された事もあります。
事件じゃないけど…
全て、真実は一つで思い込みで判断しちゃいけない。て改めて気付く事が出来ました。

奈美さんのエッセイは、辛い事を笑い飛ばすかの様に楽しく表現されているだけでなく、奈美さんが素直でストレートな方なので純粋な思いがそのまま文章から伝わって来るんです。

奈美さんを知ってから、まだ日は浅いですが、私も残りの人生！自分に誠実に素直に生きて行きたいと思います。