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“読書”をする気持ちの余裕を取り戻したキッカケ〜“エッセイ本”はさけていた私がエッセイにハマってる理由

おはようございます。
大阪は、梅雨入りもまだなのに夏日が続いています。
水分補給をして体調管理していきましょう。
燈由菜です。

私は若い頃から、興味を持ったモノに直ぐに飛びつく傾向があります。
食べ物でも見る事でも
新しい事、珍しいもの…好きです。
なので趣味も幅広くて音楽、読書、ダンスなど
『それ!いいやん』
て思ったら、先ずやってみる!見てみる!感じです。
しかし、熱し易く冷め易い性格でもある為、やってはみたものの
『こりゃダメだ』と感じたものは、わりと直ぐにやめちゃう事も多々あります。
その中でも『めっちゃ楽しい』て思った事は
とことん!追求し意地でも自分が納得行くまでやり通します。
何が良いのか?悪いのか?わかりませんが
私の中では
「やらなくて後悔するなら、やってみてダメだと思う方が自分に納得出来る」
と思っているので
全て良き方にとらえる様にしています(^.^)

で!やりたい事いっぱいの中、今日お話したいのは
“読書” です。
若い頃から本を読む事は好きでした。
子供の頃、家の本棚には、日本のおとぎ話や世界の童話全集がズラリと並んでいました。
祖父が私の為に買ってくれたモノでした。
小学生の頃は良く読んでいましたが、中学、高校とクラブ活動が忙しくなり読書をしなくなった様に思います。

その後、就職してからは小説を読む様になりました。
ほとんどが…何故か?不倫モノだったと記憶しています。
当時の私が不倫をしていた訳ではありませんが、憧れがあったのでしょうか?
自分の事ながら、なぜ?は不明です。

読書が好きなのに、私には難点がありました。
本を読み出すと
急激に睡魔に襲われるのです。
知らず知らずに眠ってしまうので、どこまで読んだのか?どんな内容だったのか?がわからなくて
記憶にあるところまで戻って読み直すのですが…
また知らず知らずに眠ってしまう。
その繰り返しの為、そんな時は
『こりゃダメだ!』と本を閉じて寝ます。

なぜ?本を読み出すと眠くなるのか?
未だにわかりません。
そんな状態なので、全く進まない為、一冊を読み上げるのに何ヶ月もかかっていました。

私の生活形態が変わり、昼夜共に働く様になってからは『本を読む』どころか
『本を買う』事すら出来なかったし
“読書”と言う文字は私の頭の中から消えていた時期が何十年も続いていました。

私が“読書”をする気持ちの余裕を取り戻したのは、二年半前の世間にコロナが蔓延し自粛生活を余儀なくされた事がキッカケでした。

いつからか?忘れましたが、私の読む小説が変わりました。
恋愛小説では無く、推理系の小説を読む事が多くなっていました。

東野圭吾さん小説①
東野圭吾さん小説②


以前の私が絶対に手にしなかったのは
“エッセイ本”でした。
なぜなら、当時の私は自分の生き方に変に自信を持っていました。
言い方を変えると…
生意がっていたのです。
何事においても『自分が正しい!』と思い生きていました。
その頃は、そう思わなきゃ生きて行けない状態だった事もありますが
今思えば、それも全て言い訳でしかないと思います。
最悪の性格でした。
そんな考えでしたので
どこの誰だかわからない人が書く本(エッセイ)なんて、読むだけ無駄!だと思いながらも
最高に悩み、落ち込んだ時には手にした事もありましたが、読んでいると私の中に反発心が湧き上がって来るのでした。
なんて卑屈な性格だったのか?
こちらも今思うと情けないやら、恥ずかしいやらです。

そんな私が、今は!“エッセイ”にハマりまくっています。

コロナ禍である方のsnsライブに参加した時に、その方のオススメ本を紹介されていたのです。

その時に紹介されてたエッセイ本

ちょうど“ステイホーム”の時でしたので、直ぐにメルカリで探して購入して読みました。

すると…不思議な事に
スーと心に入ってきたのです。
何だろう?この感覚。
上手く説明出来ないのですが、今まで受け入れ無かった言葉が、心に響いたのです。

そこから私の“読書”が一気に復活し、小説は勿論の事、気になるエッセイも読む様になりました。

サイン書いてもらいました
同人誌のイベントにて購入しました

私が本を選ぶ為の情報は、殆どがsnsです。
岸田奈美さんとの出会いもそうでした。

先ずは、タイトル!そして表紙イラストや写真で惹きつけられたモノはスクショして保存していておいてまとめ買いしています。

最近ハマっている作家さんは
“有川真由美”さんです。
ある方のご縁で読んでみると…
「えっ?!これって!私の為に書いて下さってる?」
て思ったくらいでビックリしました。

有川真由美さんエッセイ
1冊目

とても失礼なお話ですが…お友達から
「ベストセラー作家の有川真由美さん」とお名前を聞いた時、お恥ずかしい話
存じ上げませんでした。。。
本が好きだとか、読書好きだと言いながら
ベストセラー作家さんを知らないなんて、失礼にも程がある。と思い、直ぐに本屋へ行って購入しました。

まとめ買い!
お友達からの頂き物

どんだけぇ〜(^o^)
てくらいのハマり様ですよね。
これです、これが私の性格なんです。

今は、間に小説も挟みながら日々楽しみながら有川真由美さんのエッセイを読んでいます。

あれだけ避けていたエッセイをなぜ素直な気持ちで読める様になったのか?
自分なりに考えてみました。

それは多分
気持ちや生活に少しだけど、余裕が出来た事も影響しているのか?と思っています。
昼夜と働いていた頃は、家計も厳しくて
精神状態も普通ではありませんでした。
常に苛々していたし、他人の事を想ったり、かまったらするなんて出来る事無かったですし、子供だけを無事に育てあげたい!という気持ちが最優先でしたので、自分の事もかまってる余裕も無かったくらいでした。
全てにおいてギスギスしていました。

ある時期に、ある事をきっかけに
私と子供は、少しずつ落ち着いた…私の感覚の中での“普通”を取り戻す事が出来た事で
周りも見えてきました。

自分が体を壊した事と両親の病気や高齢化が重なり
思い切って夜の仕事を辞める事を決意した事も大きな変化でした。

気持ちに余裕が無ければ…
大好きな音楽も聴くことが出来ない、聴く気にもならない。読書だって同じです。
道端の花に目を向ける事すら出来なかった。
暗くて長い長いトンネルから抜け出せた今は

幸せです。

小説やエッセイは、心を優しく豊かにしてくれます。
自分自身を見直したりも出来て素晴らしいと思います。
私も、そんな風に誰かの気持ちを応援出来る文章が書ける様になれるといいなぁ
なんて改めて思いました。

最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。


読んで頂きありがとうございます。 高齢の両親をみる為に、正社員からパートに切り替え色々と厳しい毎日ですが、noteと出会えたお陰で楽しい日々が過ごせています。サポートして頂いた収入は大切にチャレンジ活動の一部に使わせて頂きます。今はイラスト頑張ります!