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帝王の占い 算命学

こんにちは! 弘記です。

算命学という占いを耳にしたことがある人は
おそらく、とても少ないでしょう。

それもそのはず、算命学という占いは
本来、古代より中国に伝わる秘蔵の帝王学で、数千年もの間
門外不出、一子相伝、口伝でのみ伝えられてきた
古代中国の帝王のための占いなのです。

古来より政治・軍略の要として活用されてきました。

王朝直属の算命学鑑定士は、中国代々の王朝に仕え
いかにしたら王朝を長らえるか
いかにして後継者を育てていくか

そして、敵国をいつ攻め
自国をどのように守り、繁栄させるかの戦略を
占術を使って導き出していたのです。

ここに算命学が帝王の占いといわれる所以があります。

算命学は古代中国の王家を
存続させることを使命として、統計と経験則から
研究発展してきた占いです。

「占い」というより、「占術」「運命学」
という方がしっくりきます。

実際に政治をして国を治める立場の人間が
当たるかもわからない曖昧で呪術的な占いに頼る
ということ自体、本来はあり得ない話です。

なんせ、自分の人生や命のみならず
国民全体の命運を左右するような立場にいる人間が
神頼み、運頼みで政治をするなんて無責任なことを
していいはずはありません。

もし、今、日本の政治家が占い師にお伺いを立てて

「占い師に消費税を上げろと言われたからあげました。」

などと言われて、納得できますか?
できないですよね?

それだけ、現代の占いが大衆化、娯楽化して
しまっているからではありますが

だからこそ、当時の皇帝が算命学を採用した
という事実は重いんです。

当時の中国の皇帝が算命学を採用し
かつ、算命学の教えにしたがった王朝は繁栄し
耳を貸さなくなった王朝は滅びた

なんて、話があるくらいに再現性があり
現実的に成果を上げられる占いだということです。


中国でも一般的に知られていない
占いで、むしろ、中国の方が日本より知名度が低い
かもしれません。

算命学は中国において代々の王朝に仕え、王朝が変わっても
次の王朝は、その占い師達を自分たちの占い師として採用してきたため
中国のどの歴代の王朝よりも長い歴史を持っています。

しかし、時代によっては王朝が占い師を拒み
野に下り、在野の中で、ひそかに一子相伝の秘儀として
弟子に受け継がれて来ました。

そんなときの流れの中でついに算命学の危機が訪れます。
時代は、清国が滅び中華人民共和国になろうというとき。
算命学の道師は初めて算命学の危機を感じ
中国を離れ長崎に亡命されました。

文化大革命によって、その地位を奪われるばかりか
社会から排除されそうになったからです。
日本に亡命されたのが第十二代宗家、呉仁和であり
ここに、中国王朝直属の算命学は中国を渡って日本に移されたのです。

その呉氏を師事し、日本に算命学を広めていったのが
日本の算命学大家、高尾宗家の高尾義政氏です。
呉氏にその才能を認められ、算命学の理論と技術を伝承されました。

これが、日本における算命学の始まりです。

算命学は予言や未来予知ではなく
どうしたら現実がよくなるかを

祖先や子孫を含めた一族単位で長期的に

運氣の流れを見て開運法を見出す
ことを得意とします。


算命学はこの世界の因果を陰陽五行と
干支(えと・かんし)を使って読み解く技術、論理体系です。

干支暦というものがあり、日、月、年のすべてが
干支で作られた暦です。その暦で生まれた日(生年月日)
の三つ(年月日)の干支を導き出し、その干支を読み解く
ことで占います。

例えば、この記事を書いている2022年12月19日は
日 月 年
丙 壬 壬
午 子 寅

といった感じです。

干支というと、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥という十二支を
思い浮かべる人がほとんどだと思いますが

干支とは本来、干(かん)=天干 と 支(し)=地支を
合わせて「干支(えと)」なんです。

天干は甲乙(木) 丙丁(火) 戊己(土) 庚辛(金) 壬癸(水)
という五行を陰陽二つずつ並べた10個のシンボルです。

それぞれ

きのえ・きのと、ひのえ・ひのと、つちのえ・つちのと
かのえ・かのと、みずのえ、みずのと

といった感じで読みます。

鬼滅の刃の鬼滅隊の階級にも使われいてますね。
主人公の炭治朗は癸(みずのと)でした。

他にも軍隊などで人や物を数えたり
目印をつけるのにもつかわれますね。

そんな干支を使った占い、「算命学」は実は現代の
有名な占いの中にたくさん潜んでいたりします。

四柱推命、動物占い、干支占いなどは
算命学の技法の一部がどこかからか漏れて
作られた占いです。算命学の技法のごく一部だけを
使っています。

他には有名な細木数子さんの占い
「六星占術」も算命学の技法の
一部が使われています。

おそらく、細木さんは四柱推命を学び
そこから自分の観察と、自分なりの視点を加えて
六星占術というものを作ったのでしょう。


さて、これらの占いは算命学の一部の技法だけを
使って占っています。結果として、世間一般で有名な
占いを否定することになってしまいますが

技法の一部しか使わないということは
占い結果が正確ではないことを示しています。

これは算命学を学ぶほどに思うことです。
算命学は何千年もの間、占いの結果と現実の現象を
照らし合わせて、占いの技法の妥当性を
検証し続けてきた占いです。

その算命学の占いを学んだうえで他の占いを見ると
占い結果と現実の現象との間に矛盾が
生じていることがよくわかるんです。

占いは「当たるも八卦、当たらぬも八卦」
当たらないことがあって当然、みたいなところがあります。

それは未来を予言するという目的で行えば
当然のごとく出てくる問題です。

算命学の占いでも未来を予測しようと思えば
同じように当たるときと当たらないときがあります。

ですが、現実の現象として外れても
占いの理論上、予測しうる結果には必ずなるんです。
少なからず、出てきた現実の現象と占い結果の
違いがなぜ起きたのかを説明することができます。

他の占いでは、妥当な説明ができず
非論理的なイレギュラー事例としてしか
説明できないでしょう。

ここが算命学と他の占いの最大の違いです。

算命学はそもそもとして未来を占うものではなく
物事の性質と関係性を理解し、自分の望む未来を
作り上げるためのものなのです。

現実を見ていればわかる通り
未来というのは決まっていないし
いくつもの可能性があるのが普通です。

一つ違えば、ほんの一瞬の差で全然違う未来だって
ありえたなんて話はよくあること。

そんな現実において未来を完璧に
予言するなんてことは、そもそも不可能だし

もし、予め未来が決められているのだとしたら
占いで未来を当ててみたところで
何の意味もないわけです。

変えられる未来であればこそ、価値がある。

話は脱線しましたが、世の中の占い、予言、霊視
といったこと、それ自体に大した意味はないんです。

そういったものも、娯楽として楽しむのであれば
十分に価値があるでしょう。ですが、本氣で信じて
それを基に人生の選択をしてしまうと、人生が狂います。

大切なのは自分はどうするのか?どうしたいのか?
どうしたら、自分の望む人生が実現できるのか?
それこそが、押さえるべきポイントです。

算命学はそんなあなたの望みに対して論理的かつ
現実的に開運法=幸福になる道を示してくれます。

そんな深い、運命学の世界を覗いてみたい
という人は、ぜひ、ぼくのブログをほんの一部でも
読んでみてくださいね。

そこにはきっと新しい世界が広がっているはずです。

今日も、陰陽の知恵を学んでいただき
ありがとうございます。

また、次回、お会いしましょう。

未来を当てない鑑定師 弘記 簡易プロフィール


今現在、自分の経験や算命学、運命学を軸にして
純愛に憧れ、真面目に恋愛・結婚したい人を
サポートする活動をしています。
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