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冬野あかり作品集

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自分の記事のまとめ。 これを本にしたいなあ~。
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2020年11月の記事一覧

【小説】消えたがる君を引き止めたかった

【小説】消えたがる君を引き止めたかった

診断メーカーで、お題が出ました。

https://twitter.com/akari_huyuno77/status/1333184850279292930?s=09

なんか、埋め込みが、うまくできないので、直に打ちます。

消えたがる君を引き止めたかった。
君には、ぼくの目に見える世界に、いてほしいと、ぼくは、そう願っていたから。
ぼくは、あたりまえなんだけど、ぼくの世界にいる。
君は君の世

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ボツになった原稿の話

ボツになった原稿の話

昨日、ちょっと、小説を書いて、家族に見せたら、ダメ出しをくらった。

まあ、自分でも、イマイチだなぁ、と思っていた。

結局、自分は小説を書くことに向いていないのだ、と結論を出した。

それは、読んだ人からダメ出しされたから、というわけではなくて、なんとなく、最初から、自分でも納得いかないのだよ、という思いを持っていたためである。

だから、その納得のいかなさ、というものを、人から、ここがわからな

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私は、1個の細胞かもしれない

私は、1個の細胞かもしれない

最近、家の掃除をサボっていた。

汚れを、見ないふりをしてきた。

見ないと、どうなるか?

汚れまくって、大変なことになるのである。

あかん、限界や!というわけで、私は、水回りの掃除をした。

もう、自分のために家が存在するのでなく、
家の掃除をするために、自分が存在している。

そんな気分であった。

そうか、私は、排水口の掃除をする役割を背負って、生まれてきた存在であったのか。自分の存在価

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イラスト、考察あれこれ

イラスト、考察あれこれ

年末調整の書類を書いていたら、うっかり真剣モードに入ってしまった。

そら、真剣に書かなあきませんがな。
お金の計算、きっちりせんとな。

真剣に書いていたせいで、私のユーモア世界が、全部消えた。

いやあ、参りました。

ネタが、ネタが出てこない!

ネタ切れ漫画家さんて、こんな感じなんだろうか?

連載もってないから、私は幸せだ。

連載の仕事が来たら、断ろうと思う。

単発の仕事すら、未だに

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プルーストの詩を読んだ

プルーストの詩を読んだ

プルーストの詩を読んだ。

過去に、私は「詩とは何か?」という記事を書いて、ちょっと最後に有料でしか読めない記事を書いていたのだが、

全部、消したくなった「詩とは何か?」

プルースト、あなたは偉大な人であった。
あなたの作品を読まずに、うっかり有料記事を書いてしまってごめんね。

まあ、全部、消したくなったけれども、それを言い始めると、私はnote記事を全部、消すことになる。

何も読まずに、

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イタリアに贈った花

イタリアに贈った花

もう、何年前になるだろうか。

イタリアの、ある街で地震が起こった。

私は、たぶん、新聞記事で、そのニュースを知った。

日本は、地震の多い国で、世界だって、大きな地震が起こっている国は、他にもあるわけで、

だから、なぜイタリアなのかというと、その街が、確か200年くらいの歴史のある街で、

だから、その街が、地震で被害をうけた時、現地の人が茫然自失となり、立ち上がれないほどの衝撃を受けたらし

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