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病気に悩んでいる君へ

 こんにちは。あかりといいます。

 小学校3年生からチック症を発症して、学校も塾も家も居心地は良くありませんでした。中学生の頃に一時的に回復しましたが、今も症状は良くなったり、悪くなったりしています。

 珍しい病気ではないです。1~2割の人は、なんらかの症状を経験するという資料もあります。それに、小児性だったら95%思春期ごろまでに治ります。成人まで持ち越す人は5%ほどです。これを、多いととるか少ないととるかは自分の境遇次第で変えればいいと思います。あなたがとっても若ければ「ほとんど治るんだ。」と思えばいいし、中学生くらいなら「1000人いたら、症状を経験する人が100人から200人。その中で5%だから、自分と同じような人は5人から10人もいるんだ。」と思えばいいです。君の周りには居なかったり、少なかったりするかもしれませんが、日本を探せば同じ経験をしている人が意外と居るものです。

 決して独りではないし、味方も仲間も居ます。

 全部考え方次第じゃないかと思います。自分の好きなように事物を捉えて、好きなように考えれば良いことが起きます。

 今、誰かに支配されていると思ったり、誰かに怯えていたり、漠然とした焦りが頭の中を占めている人も多いと思います。

 でも、実際には、誰も君を支配できないし、してはいけないし、誰かに怯える必要も、それほどに焦る必要もありません。君の自由を奪っていい人間はこの世に存在しません。日本の法律で禁止されています。怯える必要もありません。殴られたら、それは傷害です。声をあげていいです。受験に失敗したって大丈夫。家にいても高卒資格までなら取れます。誰よりも早く高卒資格を取ってさっさと大学の勉強を始めてしまえばいいんです。

 君に期待をしている人は、裏を返せば君のことを大切に思っているということです。実際にはそうでなかったとしても、そういうことにしてしまえばいいんです。そして、君自身も、君のことを大切にしなければなりません。

 今、君にとっての障壁、ストレスになっているものはなんですか?私の場合は、症状が出てしまうことが何よりのストレスでした。多分みんなそうだと思います。では、それ以外では何がありますか?思い出したくないことや、言葉にしたくないこと、考えたくもないことが3個も4個も浮かんでくるかもしれません。でも、だれも君の思考を邪魔することはできません。君は君の思考の中で誰よりも自由です。一つ一つ、落ち着いて対処法を考えてみてください。解決できないことがほとんどかもしれません。それでも、考えることに意味があります。最終的に「こりゃ無理だ」と思ったら学校に行かないでもいいし、塾もやめてもいいし、そういう選択肢を一度全部考えてみてください。今、うまくいかなくても、全然大丈夫です。まだまだ可能性無限大です。おかしいのは、君ではなく、君という人間を認めることができない周りの人間です。

 次に、ほんの少しでいいから、楽しいと思えることを探してみてください。なんでもいいです。私の場合は、誰にも見せられないような絵を描くことでした。そして、誰にも見せられないようなストーリーを考えて、オリジナルのラノベを作っていました。恥ずかしすぎたので今は全部捨てました。でも、そんなことでいいです。君にしかできないことをやってもいいし、たくさんの人がやっていることを誰よりも上手くなったっていいです。おすすめはギターです。

 あとは、思い切り運動してください。近所の公園を走ってもいいし、家で筋トレしてもいいです。そして、腹がちぎれるほど飯を食って日の光をたくさん浴びてください。部屋の換気もよくして、背筋をのばして思い切り息を吸ってください。私はよく、朝方に声優さんのラジオを聴きながら40分走っていました。おかげで高校の部活でスタミナ勝ちできました。私のような人間でもできます。みんなもきっとできます。

 長くなってしまいましたが、最後に。私には持論があります。それは、この病気に悩んでいる人は、性格がよくて頭がいい。ということです。大真面目にそう思っています。みんな、気にしすぎちゃうんですよね。周りがよく見えて、優しいから。まあ私は性格も悪ければ、頭もよくはありませんけどね。でもみんなはきっとそうだと思います。だから自信をもって大丈夫だと言えているわけです。そんなみんなには、最大限自分の可能性を広げてほしいと思っていますし、君ならできます。頑張らなくていいです。でも、極めてロジカルに、ずる賢く戦ってください。最後まで読んでくれてありがとう。応援しています。

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