見出し画像

『怒』と向き合う

やることなすこと
「やだ!!!」と今でも反抗される
5歳男児の母をしています

ダメと分かっていても
ついついイライラ、ガミガミ

私だけではないらしく
ヨガ教室に

  • 怒りがコントロールできない

  • 怒った後に後悔している

  • 毎日イライラして疲れる


そんな生徒さんが通ってくださってます



怒りの原点

私も怒りすぎて疲れてしまう日々ですが
「怒」という感情は、
それそのものが勝手に
フっと私たちの頭の中にやってくるのでしょうか?


心理学では
「怒」という感情は
第二感情と言われているそうです

つまり、
他の感情が起きてから
その先に怒りがある、
2番目にやってくる感情だそうです

悲しいから怒る

今朝、犬の散歩をしているときに
T字路を左右確認せず横断した息子。

咄嗟に
危ないでしょ!何度言ったらわかるの!」
とキレる私。

まるで、一瞬で怒りの感情が湧いて来たようですが
この根本に隠れている感情は

「飛び出して車に轢かれてしまったら悲しい」

以外の何者でもないのです


根本を探る

  • 夫が帰ってくるの遅くてイラつく

  • 部下がやらかして怒る

イラっとしたり
怒る場面って日常で
たくさん転がってますよね

一瞬でやってきたように見える
「怒」という感情ですが、
実はその裏に

不安、悲しい、期待
恥ずかしい、困惑、恐れ….

隠れた感情がいるはずです

「怒」のまま伝えない

ヨガにはアヒンサー(非暴力)という教えがあります
暴力をしない、という教えには
身体的な暴力はもちろん
言葉・思いの面での暴力をしない
という意味が含まっています

私自信「怒」という感情を
そのまま言葉にして伝えてしまったあとは
後悔の念に襲われます….

「怒」をそのままストレートな言葉にしてしまうことは
言葉の暴力なのかもしれません

息子にも
「ママは●●が轢かれたら悲しいから飛び出さないでほしい」
と伝えてみたところ
素直に「わかった、ごめんね」
と受け取ってくれました
(それを次回から気を付けてくれるかは謎のままですが)

怒りを怒りのまま伝えても
私の本当の言いたいこと、やってほしいこと
は、伝わっていなかったんです。

それに、怒りの感情をそのまま伝えると
人間関係も悪くなりますよね

「相手が」→「自分が」 

よく「自分の心を客観視しよう」
なんて言われたりしますが

怒りの感情そのものの場合
「相手が悪い!」
矢印の方向は相手に向かってしまいます

しかし自分の隠れた感情を探ると
「私は悲しい」
「私は期待している」
「私は不安だ」
矢印が自分に向く感覚があります

その「私が」に気がついた瞬間は
まさに自分を客観視しているのではないでしょうか

奥底にいた感情を認める

私自信も何度も
怒ってはいけない怒ってはいけない
と暗示をかけては失敗を繰り返しています

しかし
この「怒」の裏にある感情を知ると
怒りを抑え込むのではなく
それをどう伝えるのか
怒りのコントロールだと思うようになりました

それと同時に
瞬時に怒りの感情が表に出てきそうな時は
「私は悲しいという感情で溢れている」
「私は今不安でいっぱい」
もうすぐ感情のコップが溢れそうだ
ということに気が付けるし
そんな自分を認めてあげることができている気がします
(そんな時は綺麗な景色を見ながらコーヒーを啜ったりして自分を労ります)

イライラ、怒り
そんな感情でいっぱいになった時は
どんな自分がいるのか
どんなことを相手にしてほしいと思っているのか
そんなことを探ってみてください

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?