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スタートアップの重圧を乗り越えた方法

こんにちは。株式会社ダイニーのデザイナー、あかねです。私たちは12人でモバイルオーダーを開発しているチームで、私はその中でデザインに関するもの全ての制作を担当しています。

今回のnoteはここ1ヶ月で経験した挫折の記録です。

やたらと自分を責めてしまう癖がある人に、こんな考え方もあるみたいだよーとシェアできたらいいなと思います。


PdMを兼任したらぱつって病んだ

イラスト9 (2)のコピー

冒頭でお話しした通り、私はデザイナーというポジションで働いています。ところが約1ヶ月前から、PdM(プロダクトマネージャー)も兼任させてもらうことになりました。PdMは自社プロダクトの価値を高めるために色んな部署に掛け合い舵を切っていく重要な役割です。

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しかしデザイナーとの兼業は思ったよりハードルが高く、たくさんの課題が浮き彫りとなりました....。

UIデザイナーとしてもまだまだへっぽこ、PdMとしても頼りない状態。次第にキャパオーバーになり、職務を全うできない自分を責めるようになってしまいました。

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Oh...😱😱😱


メンヘラブラックホール爆誕🔥

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すべて悲観的に捉えるようになる、メンヘラブラックホールが誕生してしまいました。PdMについて色々勉強をしていくもののどうも身が入らず、まずこのへっぽこメンタルをどうにかする方法を探ろうと思ったわけです。


自分を支配する存在に気づく

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ティモシー・ガルウェイというテニスコーチが考案した「インナーゲーム」をご存知でしょうか?自分の中に自分を支配する声の主がいて、その声が大きければ大きいほどパフォーマンスが落ちてしまうという考え方です。

テニスプレーヤーは、それぞれ心の内側で自分自身と会話をしている。
「また失敗した!」「なんでできないんだ」「もっと足を動かさないと!」こうした会話のほとんどが、恐れや自己不信からくるもので自分の実力を発揮できない原因になっていることがわかった。
ガルウェイは、自分自身を叱責し支配している声の主「セルフ1」と名付け、その命令によってボールを打つ存在を「セルフ2」と名づけた。 
研究の結果、「自分自身をコントロールし、評価しようとするセルフ1の口数が少なければ少ないほど、実際のプレーはよくなる」ことを発見した。

参考:鈴木義幸. セルフトーク・マネジメントのすすめ

往年わたしを苦しめてるの、セルフ1では…………😱

例えば打ち合わせでミスをした時、すかさずセルフ1が私の脳内に現れて「こんなこともできないのか」「使えないやつだな」と語りかけてくるのです。私の場合その一言一言が結構ヘビーで、問題解決に向かう前に心が折れてしまうことが多々ありました。


小言はあっちへ行け

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インナーゲームの理論を知った後は、セルフマネジメントがかなり楽になりました。自分を蝕むようなマイナスな言葉が現れた時には「おっ出たな。あっちへ行け。しっしっ」と手で追い払うようなイメージをしてみる。そうすることで事実を歪ませることなく認知できるようになりました。

セルフマネジメントについてはこちらの本を参考にしてみました。

ちなみにこのインナーゲームを知ったのは、スワンさんという偉大なデザイナーさんのnoteがキッカケでした。


私は泥まみれの芋に立ち向かっている

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更にスワンさんのブログを読み進めるとこんなお話が。

新人に降りてくるタスクは誰かが要件整理をしてくれたり、ゴールを設定してくれたりして、泥が落とされた状態の「綺麗な芋」である。
綺麗な芋をが扱える様になって初めて「泥付きの芋」にトライできる訳だけど、泥付きの芋を見たことがない人は「そのタスクにどれだけ泥がついているか」理解できない。ゆえに精神を病んでしまう。

こ、これは.........(震)

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私にはCEOとCTOという、芋洗いのスペシャリストがいたからこれまでスムーズに仕事ができていたんだと猛省しました。そして、私は泥付きの芋を見たこともなく、そして泥がついていることにも気づかなかった....
私も今、芋洗いのスペシャリストになるよ……

「インナーゲーム」「泥付き芋」という気づきを得ることで、マイナスにブレないメンタルを手に入れたのでした。ハッピー!


さあ今日もがんばろう

努力することと自分を追い詰めることは違うのだとしっかり認識して、パワーの方向を間違えないようにしたいと思います🔥

私もへっぽこメンタルなの〜という人がいたらコメント残していってくださいね〜😊



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