見出し画像

「いまここ」と「未来をみる」

最近感じることが多い、「いま」と「未来」のバランスについて。

現代の人は過去の経験、後悔か未来の予定、不安を考えている時間が多く、
「いま」を感じられていないという話はよく言われている。
マインドフルネスという言葉が広まったのも、
核家族化が進み大人も子どもも忙しく、効率や利便性を追求した現代の時代背景があるのかと。

過去について考える

個人的な話になるけれど、
私は性格か氣質か?育った環境か、
子どものときからネガティブな想いに駆られる時間が少ない人。
妹からも「お姉ちゃん程ネガティブに引っ張られない人に会ったことない。むしろ、昔のこととかあんまり覚えていないけど、いつも何考えてるの?
頭の中どうなってるの?」と言われている。
とはいえ、
私も過去について「こうすればよかったな」はある。
ただ、
「こうすればよかった」は「じゃあいまできる解決策は・・」とか
「じゃあ次回に活かそう」に変換されるからネガティブにはなりにくい。
振り返りはするけれど、自分を責めないとも決めている。


未来について考える

未来について考えることは、母親になってから増えた。
子どもの将来のこと
子どもが怪我や事故をしないように
どうやって段取りよく家事を進めるか
などお母さんあるあるだよね!笑

今までの経験だと、
作業療法士として病院でリハビリをしていたときも
患者さんの現状の心身状態や価値観などを踏まえた長期目標から逆算して、中期目標や短期目標を立て、プログラムを考える。
そしてもっと細分化したその日の目標のもと、患者さんとリハビリを実施する。(主体は患者さん、作業療法士は伴走者)
その過程では、リハビリの進捗状況や患者さんの精神状態、思わぬ病状変化などにより、プログラムを都度修正しながら日々を積み重ねていく。

またコーチングの基本的な手順も
1.クライアントの現状を把握する
2.理想の状況を聞く
3.現実と理想のギャップとその原因を考える
4.アクションプランを考える

といった具合に、作業療法士のリハビリと似ている。


だから私は、リハビリやコーチングのときのように、
目標(ゴール、理想像)から逆算する思考パターンが基本にある。
とはいえ、子育てをしていると
自分の計画通りにものごとが進むことの方が少ない。
子どもがトイレとか、お腹空いたとか、眠いとか、氣分が変わったとか、、
おとなと子どもはスピードや世界の観方が違う(おとなは結果、子どもは過程に焦点がある)から、親のペースで進まないことばかり。
それがいけないとかどっちがいいとかじゃなく、そういうもの。

子育てしている今

だからいまの私は
自分のなりたい姿や家族としての在り方や、子育ての目標みたいなものを
もっているけれど、
母親になったばかりの頃の自分よりも柔軟性が身に付いたと思う。

未来のなりたい姿(目標、ゴール、理想像)を意識しながらも
いまを存分に感じる、味わう、楽しむことがとっても大切だと氣付けたのも
子ども達との関わりの中で
だから
やっぱり子ども達に感謝だし、身近にいる見事なお手本だね🥰
母親にしてくれてありがとう!
のびのびとした生き様をみせてくれてありがとう!
いてくれてありがとう!


先日、お話させてもらった方が「今」について教えてくださった。
子どもは今を生きている
おとなは今を生きていない
私たちが年表のような概念をもっているだけで、
今という「一瞬」がずっと続いているだけ。
そう考えると、
過去の後悔や未来への不安ではなく、
今の瞬間の幸せを捉えることを積み重ねて、そうやって未来をつくる。
という発想になる。

ちなみに今を捉えるのは、
思考ではなく感覚。
思考が捉えるのは過去か未来。
五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)をつかうことで
今を捉えらえる。


感情が揺らいで苦しくなったら

人や感情に振り回されて心が重いなと思ったら
自分にとってのゴールを明確にした上で
「今」を自分がどう感じるか?
に焦点を当ててみると、
見えてくる世界が少し変わるよん😊
すべていいようになるから大丈夫👍💕



最後まで読んでくださり、ありがとうございます🥰


ママのこころを晴らす作業療法士 原田れいな

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?