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創作のための戦訓講義(1~50)

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どうしたら自分の創作をより高いクオリティにできるのか? その答えは先行作品にこそある。本講義では創作の役に立つ考え方やテクニックを先行作品などを例に「戦訓」として抜粋。これで大創… もっと読む
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記事一覧

ファッション誌『CLASSY』雪山ミステリー着回しコーデが思いのほかガチだった:創作の…

事例概要発端 ※毎度すごい状況下で着回しコーデをするファッション誌の企画、今回はミステ…

自称コピーライター風倉氏、ホラー雑語りの結果自分がホラー小説みたいになる:創作の…

事例概要発端 ホラー作家、大激怒 風倉への反論 ※ジャンル的な向き不向きというより、時…

ミステリってナンバリングタイトル少なくね? と思ったメモ:創作のための戦訓講義48

事例概要発端 ※米澤穂信の作品『小市民シリーズ』のアニメ化が発表! ※『小市民シリーズ…

ポリコレに支配された校閲がいるらしいという妄想:創作のための戦訓講義47

事例概要発端 ※毎日新聞の記事。「優秀なテレビ番組などを顕彰する「ギャラクシー賞」で202…

魔物に興味のない異世界モンスター転生:創作のための戦訓講義46

事例概要発端 ※『転生したらスライムだった件』に関する指摘。 反応 ※アニメなど見れば…

配信者の配信を見ることで創作のヒントを得られることもあるという話:創作のための戦…

事例概要発端 ※『人生つみこ』はホラーゲームを中心とする配信者。 ※言及された作品はお…

その世界だからこその住居感、それはそれとして:創作のための戦訓講義44

事例概要発端 ※ポケモンSVではアカデミーに通いながら冒険するという設定。主人公には寮が与えられるが、その広さが社会人のレオパレスより広いという話。 あるあるだった 当時の私見 個人見解 ポケモンと住むことが前提である世界観ゆえに学生寮も広い。考えたら当たり前の話で、世界観に合った住環境が構築されるのも当然だろう。とはいえあまりに大型のポケモンは入れないくらいの広さだが、ボタンがブイズを全員出しているっぽいのでまあまあ広いのかもしれない。  それはさておき、レオパ

叙述トリックの脆弱性:創作のための戦訓講義43

事例概要発端 反応 個人見解 叙述トリックはそれを知ると創作をやっている人間が一度はや…

「お前の創作AIだろ」と言われると対処しづらい話:創作のための戦訓講義42

事例概要発端 ※自身の書いた文章がAIであるという判定を勝手にされた人の呟き。イラストで…

指トリガーに拘泥する馬鹿らしさ:創作のための戦訓講義41

事例概要発端 ※新ドラマ『新空港占拠』の一場面で指摘。 ※「銃のトリガーに指をかけない…

「戦犯ちゃん」ネタについて思うことなど:創作のための戦訓講義40

事例概要発端 ※同人エロゲ―でありがちな「捕まえた女性キャラに尋問と称し強姦などをする…

ヴェリタス冬キャンイベントネタなど:創作のための戦訓講義39

事例概要発端 ※ブルアカ新年イベントはミレニアムの非公認部活ハッカー集団『ヴェリタス』…

飛行機を緊急着陸させられると思うアメリカ男性というネタ:創作のための戦訓講義38

事例概要発端 個人見解 根拠のない自信、というものは何かしらあるものだが、それにも国や…

『十角館の殺人』実写化はどうなる:創作のための戦訓講義37

※この記事には綾辻行人作品『十角館の殺人』『Another』の一部ネタバレがあります。参照にご注意ください。 事例概要情報整理十角館の殺人  綾辻行人の推理小説。1987年に刊行され、有栖川有栖『月光ゲーム』などとともに、いわゆる新本格推理小説ブームを生み出した一作と目されている。(日本ミステリにおける「新本格」については今回説明を省く)  物語は大学の推理小説研究会の面々が、角島といわれる場所を訪れることで始める。島にある十角形の屋敷、通称十角館で数日間を過ごすという