自称コピーライター風倉氏、ホラー雑語りの結果自分がホラー小説みたいになる:創作のための戦訓講義49
事例概要
発端
ホラー作家、大激怒
風倉への反論
※ジャンル的な向き不向きというより、時勢的な流行によってそのジャンルの作品を見ることが多いかどうか、読者がどう反応するかが変わるという話。
※風倉氏はホラー小説が売れていないと思っているが、全然話題になっている。
※しかも『近畿地方』はまさにWeb小説発祥
※ホラー小説の話で「音」が出てくる時点で小説に関する認識が雑なのでは……。
※表現がまずかったと思っているようだが、批判者のほぼ全員がそういう意味だと分かった上で的外れだと批判しているので……。
ちなみに
※ミステリにも喧嘩売ってたらしいので後で確認します。
ホラー小説分からなかった説
※書籍の販売状況にあまりにも疎すぎないか? とは思っていたが……。
※ホラー小説に疎いのでホラー小説がWebや書店にあってもそれと分かっていない可能性が出てきた。
ホラー小説について参考になるものが出てくる
※媒体ごとの特徴があるのは当然だが、それって「相性」とは違うんじゃないか。
※まあ当該賞もカクヨムで募集しているんだけどね! マジで自称コピーライターWeb小説エアプじゃないか?
※『忌火起草』のシナリオライターのひとりでもある牧野氏の反応もあったようだ。
※カクヨムからもアナウンスが。そりゃ曲がりなりにもインフルエンサー的な創作論垂れ流し野郎に商売の綾をつけられては……。
自分にとってのレジェンド
※『missing』シリーズの著者が反応。ホラー作家のつもりじゃなかったんだ……。
※自分にとっては『断章のグリム』シリーズの作家。ホラーが苦手という認識だったが、ちゃんとホラーを読んでいたことを思い出す。
※ホラー小説を書く上でのインプットを思い出すきっかけに。
創作論の意義とは
個人見解
私はホラーを専門としないので反論は他人任せにしておいたが、今回の騒動で『断章のグリム』のことを思い出し、ホラー小説を書く上での恐怖表現のインプット先に気づいたのは唯一の儲けだった。ホラーを書こうにもインプットが少ないのに難儀していたので。
甲田学人氏の発言はまさしくで、仮に相性が悪いのが事実だとして、工夫を凝らして書いてやろうとするのが普通ではないかという感じがする。文字書きの中には多くの創作物に触れ感動するが、自分がアウトプットできるのは文章だけで音楽や絵は出しようがない、という人種がいる。私もまさにその類だが。
そういう人間にとって、文字媒体で表現する「相性の悪さ」など指摘されたところで「へえ」としか言いようがない。どうせ書くし、自分の表現したいものを表現する手段はこれしかないからだ。裏返せば「どうせ書くし」で一蹴されるようなものは創作論とは言えないのかもしれない。
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