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「いつもと何か違う……」違和感は身を守るすべにもなる

そろそろ全国的に梅雨入りのようですね。
熊本地震で大きな被害が発生した熊本県の益城町では大雨と朝のニュースで報じられていました。

ここ数年は梅雨入り→ 豪雨 という流れが増えていると感じます。

***

今朝、通勤電車の中、真向かいの席にスーツを来ている20代前半~中盤の女性が座っていました。

白ワイシャツにスーツか……暑そう。
合皮の黒いリュック……、うん通勤でリュック、最近増えているよね。でも、なんかおかしい???

……

……

……


スーツに、足元ニューバランス!!

灰色のスニーカーでした。
しかも、冬っぽい素材。

なぜその格好だったんだろう……?


違和感がある!

違和感とは、しっくりしない感じ。また、ちぐはぐに思われること。
出典:デジタル大辞泉

この記事では、違和感=「なんか違う感じ」とします。

この、違和感や、なんか違う……「んっ!?」「おかしいな」という感覚って、日々の生活で少なからずあると思います。

例えば、
「あの2人、怪しくない💗!?」
「いつもと違う、体調悪いのかな」


場合によってはすぐに言語化できないんだけど、でも何かある……!という感覚。

「今の仕事、とっても充実しているのに……なんか心がザワザワする」
「んっ……やってみたものの、何か違う。」
「なんかしっくり来ない」


その違和感は何を伝えてくれますか?

こういう違和感って、あとから振り替えれば結構大切なことを伝えてくれることが多いと経験的に思います。

「あっ、あのときのアレ!そうだったんだ。」
という感覚です。


違和感、実は小さな手がかりだけど、後々振り替えれば何かの大きなヒントになることが多いと思います。ぜひ、違和感のがあると思ったときには、やり過ごすよりもむしろ

「この違和感は、何を伝えている?」


自分に問いかけてみること、おすすめします。


違和感の正体

違和感を仮に定義付けするなら、

違和感とは無意識が拾い上げ、言語化が追いついていない情報であり、いつもとは違うもの

でしょうか。

人間は五感を使って外部から情報を取り入れます。
取り入れた情報を脳の中で処理をして、行動を起こすというフィードバックを手に入れます。



脳が取り入れる情報量は、1秒に1,100万ビットとも言われています。これが私たちが普段から無意識に取り入れている情報量、そして、意識で処理できるのはわずか126ビット……。文字数で置き換えるなら、1秒間に意識は7±2文字、無意識は新聞1本分の情報を取り入れることができると言われています。

無意識に集めた情報が、これまでに蓄積してきた膨大な情報と照らし合わせ、「違う」というフィードバックを出した、でも、それがうまく言葉になっていない

それが違和感の正体と考えます。


「違和感」で豪雨災害から身を守る

では、話を梅雨と豪雨の話に戻しまして……。

大雨被害は、被害が発生するまでには時間があるケースがほとんどですし、また、1週間くらい前からは天気予報でも雨の予報が伝えられています。

もちろん、天気予報を見たり、万が一に備えておくこと大切ですね。先を見越した行動がとれればベストです。

そして、「いつもとは違う、違和感」に気がつけたとき、すぐに危険を回避できる行動をとるというのも大切なことです。

そのためには、「普段はどうかな?」をよく見て聞いて感じてること、五感(見る、聞く、感じる・触る、匂う、味わう)を研ぎ澄ますって結構重要です。

相変わらず遠出が難しいので……
自宅で映画を見る、近所をお散歩する、お花の美しさに心打たれながら甘い匂いを味わうとかでも五感を使えますね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。



あじさいは今朝の電車で1時間かけてこのnoteを書き、冒頭の女性はその1時間夢の中でした。

きっと、現地実査かな。


あじさい






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