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逃げる:なぜ逃げない?について考えてみた2

前回のお話

あじさいの疑問
「なぜ、雷がゴロゴロなったとき人はすぐに避難するのに、大雨が降っているとき人はなかなか逃げないんだろう?」
「逃げろとテレビで言っているのに警報出ているのに、どうして逃げないのだろう?」

「そもそも、自分の家が危険であると思っていないんだよ、それ。」

↓ 前回のnoteはこちらからご覧いただけます。

こんばんは、あじさいです。

子供のころは何でもない道でウルトラマン転び(前面から転ぶ)をしたり、歩道ではよくふらふら歩いていたのか、「車にひかれる!危ない!」と母親に大声を上げられていました。

昨日から「なぜ、逃げない?」について考えてみたという内容でお伝えしています。今日も続きます。

注意:これは、あじさいが「考えてみた」というものであり、正解か不正解かというものではありません。もちろん他の考えもあると思います。

***

自分の家が危険であると思っていない

危険であることが分かっていて逃げていないのではなく、そもそも危険であると「気づいていない」

つまり、危険を認識していないということになります。
えっ、危険を認識するってどういうこと?

危険であることを認識するのに必要な「2つの条件」

1. 危険なものが何かわかっている
2. 自分にもその危険が及ぶことがあることを認識している
(危険と自分が結びついている)

熱湯、雷、車の場合

例えば、熱湯、雷、車を考えてみましょう。

・熱湯に触れればやけどする→ 触るな!
・雷が落ちたら、感電する可能性がある→ 逃げろ!
・車に引かれたらケガする→ 逃げろ!(よけろ!) 

危ない!

みなさん、何が危険かわかっていますよね。

多分、小さなころからよく親御さんなどに口酸っぱく言われていたと思います。あじさいも冒頭のとおり、よく叱られました。確かに未だに道路わたるときはキョロキョロしています。
だから、脳が「危険だ!」って認識して、無意識的にたくさん学習していたんですよね。

みなさん、一度は、車にひかれそうになったり、うわー、ゴロゴロ、ピカピカして危険!、「熱っ!」て耳たぶ抑えたりしたことがあると思います。だから危険だ!って思って、逃げるんですよね。

危険と自分がつながる


大雨の場合

では、同じように大雨について考えてみましょう。

・大雨→川が近い→河川の増水・洪水
・大雨→山やがけが近い→土砂崩れ

多分、ここまでは「こういうことあるよね」、「TVやネット、新聞で見たことがある!」、そして、「これが危険である」ってこともなんとなくわかると思います。条件1つ目が成立します。

【問題はここから。】

家の近くに川がある、家の近くに山がある。分かっている。

大雨が降ったら、「この川や山、がけ」が危険……。

っと思わない方がいらっしゃるんですよね。近くにあるものが自分にとって危険になりうると思っていない。危険なものと自分がつながっていない。

つながらない

これ、なんでだろう?理由は3つあると考えました。
次回に続きます。御覧くださいましてありがとうございました!

あじさい

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