ミシュランの裏側を知ることができる漫画【エマは星の夢を見る】【レビュー】
皆様、ご存知ミシュランガイドですが、今年は『東海版』も発表があって、私の地方のワイドショーなんかもにぎわっています。丁度、私の住んでいる市内の店もビブグルマンに選ばれていたりしたので、機会を見て一度は行ってみたいところ。
そして、天下の「ミシュランガイド」と言えば、誰もが一度は気にしたことがあるでしょう。
『誰が、どのように星の査定しているのだろうか?』
そんな疑問に答えてくれる漫画が、私の一押し『エマは星の夢を見る』という作品なのです。
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もともと原作があって、それが『元ミシュラン調査員の実体験』を元に書かれています。
といっても、多分日本語になってないのかな?調べた限りでは出てこなかったので、そういうことなんだと思うのですが、外から調べたものではなく、中の人の経験だと思うと説得力も違ってきます。
そして、料理漫画はとにかく『料理が美味しそう』というその一点だけが守られていればいい漫画です。どの料理漫画も一つ残らずそうです。今作は、ミシュランガイドの裏側という、誰もが気になる部分にフォーカスを当てながらも、料理漫画としてもすばらしい出来を誇る作品なのです。
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高浜さんの絵は、一般的な日本の漫画とはちょっと変わっていて、一番違うのは『光の入り方』なんじゃないかと思っています。
日本の漫画はドラマのようにどの絵も、どのコマも隅々までキレイに描かれますが、高浜漫画には明るいところがあって、暗いところがある。この表現が正しいかどうかわかりませんが、『自然光に近い』印象を受けます。
そんなオリジナリティは、とっつきづらさも産みますが、一度好きになればこれが高浜漫画だよね!ととりこになること間違いなしです。
良くも悪くも、今作に関しては比較的読みやすく、ミシュランが話題になっているこの時期に、ちょっとした興味から手に取ってもらうには大変オススメなのです。
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ちなみに、実は『エマは星の夢を見る』に関して書くのは二回目でして、1年以上前に書いたんです。貼りませんけど。その時の記事を見直してみたんですけど、ついていた「スキ」いくつだと思いますか?
正解は、「スキ」はわずかに『1つ』でした(笑
当時一体何人フォローワーが居たんだろうな(笑
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