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「健康マニアが」一番不健康

「健康が大事だ!」って、
よく聞くじゃないですか。

ぼくのまわりでも、

健康グッズが好きだったり
やたら「健康にいいもの」に
敏感な人がいたりして。


ビジネスの世界でも、

「健康が全てではないが、
健康を失うと全てを失う」

的なことは、
よく言われる話で。


まあ、
ぼくも健康は大事だと思うし、
そりゃあ健康でいたいとは思う。

でもね、
個人的にいつも思ってるのは、

所謂「健康マニア」みたいな人が
実は一番不健康なんじゃないかと。


というのも、
そもそも、何をもって「健康だ」と言うのか。

ここなわけです。


長生きすることが健康?

病気や怪我をしないことが健康?

運動しても疲れない身体が健康?

どんな状態が「健康」っていうのか、
これはもう、本人が勝手に決めることだわね。

んで、
所謂「健康マニア」っていう人は、

何でもかんでも「健康」に結びつけるわけよ。


食べ物でも、
「これは健康にいいか?」とか

運動でも、
「これは健康にいいか?」とか

水でも、
「これは健康にいいか?」とか

湿度でも、
「これは健康にいいか?」とか

睡眠でも、
「これは健康にいいか?」とか


とにかく、
目の前にある全ての情報に対し、

いちいち「健康チェック」しないと
気がすまないわけよ。


だって、「健康マニア」だから。

で、こっからが重要。


どんな人でもね、

生きて、歳を重ねていけば、
そりゃあ、色んなところに「ガタ」はくるわけさ。


10代の頃のようには身体は動かなくなるし、

身体は固くなってくるし、

膝が痛くなることだってあるし、

走ったらすぐ息切れするし、

肩が上がりにくくなることだってあるし、

やたらトイレが近くなることだってあるし、

酒は飲めなくなってくるし、

食は細くなってくるし、

胃は弱くなってくるし、

肌は荒れてくるし。

でも、こういう症状って、
生物としてはある意味当たり前のことであって、

ごく自然なことであって、

別に問題でもなんでもないんだけど。
(少なくともぼくはそう思う)


こういう些細な変化や劣化に対しても、

いちいち観察して、
いちいち反応して、
いちいち「問題だ」って叫びたくなるわね。

だって、「健康マニア」だから 笑

もう一回言うけど、
生きて、歳を重ねていけば、

身体の色んなところに、
今まで出なかった
色んな「変化」は出てくるわけですよ。

そりゃあ当然ですよ。


人によって程度の差はあれど、
症状の違いはあれど、

10代や20代の若さとエネルギーと健康状態のまま、

ずっと死ぬまで「そのまま」でいる人なんて
ありえないわけで。

つーか、そっちの方が気持ち悪いわ 笑


何が言いたいかというとね、

「健康」っていう言葉に惑わされたらいかん、
ってこと。

「健康」っていう言葉に囚われ過ぎたらいかん、
ってこと。

「健康」っていう言葉に取り憑かれたいかん、
ってこと。

そのうち、

アレも、
コレも、
ソレも、
全部、

何もかもが気になって、
ありとあらゆるものが「問題」に見えてくるよ。


自分に起こる全ての「変化」が、
ネガティブな情報として、
どばーっと入ってくるようになるよ。

健康は大切。

健やかに、
生き生きと暮らしていくのも素晴らしい。

病気しなくて、
怪我をしなくて、
自由に身体を動かせて、
自分のことは自分でできて。

そうやって生涯過ごせれば、
そりゃあ幸せでしょう。


でもね、
「変化」を全部悪者にしないことです。

身体に起こる「症状」
全部悪者にしないことです。

これまでできたことが、
できなくなったという「結果」を、
全部悪者にしないことです。


そうやって、
いちいち見張って
「健康」って言葉に囚われて生きても、

それ、全然健康じゃないと思うよ 笑





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