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「みんな言ってる」の「みんな」とは

「みんな言ってるよ」

誰かに、
こう言われたことありませんか?


言われると一瞬ドキッとしたり、
そうなんだと納得してしまったり、
そんな風に感じてしまうけど。

でもこの、
「みんなそう言ってるよ」の 「みんな」って、
「全員が」という意味ではないと思うんだ。


ただ、
自分と近い意見の人や、
自分にとって都合の良い意見だけを集めて
それを束ねてるだけだったりする。


そもそも、
何でもかんでも全員が同じ意見なんて
あり得ないわけで。

にも関わらず、
「みんな」という言葉を用いるのは、
自分の意見に自信がないとか
自分の意見に説得力を持たせたいとか。


そうやって、
どうにかして自分の意見の正しさを
相手に納得させたい。

そのために、「数」を利用したりする。


例えば、
上司が部下の人事評価をするとする。

そのとき、
上司は評価者であり部下は被評価者となる。

評価者は、
自分の意思決定をなんとかして
被評価者に納得して貰いたいと考える。

なんとかして、
納得させようとする。

でも、
その自信がない。

言葉で丁寧に伝えることができない。

被評価者に、
受け入れてもらえるか不安だ。


このとき、
一番手っ取り早い方法は、
自分の意見がいかに正しいか、
それを第三者に諭して貰うこと。

そう、
「自分以外の人も同じ意見ですよ。
だから、これは正しいんですよ」 と、
「数」でうったえることだ。

 だから そういう方向に持っていく。

 実際、
「みんなこう言っているよ」と
評価者に言われると、

 被評価者は、
納得しやすくなるし、
受け入れざるを得ない雰囲気になる。

様々な人の意見を聴くことは大切だと思う。

人の意見を素直に受け入れる心が、
自分自身をより高いステージまで
成長させてくれることもあると思う。

ただ、
それでもぼくは言いたい。

「みんなそう言ってるよ」の
「みんな」は、
「全員が」という意味ではない。

 ただ、
自分と近い意見の人や、
自分にとって都合の良い意見だけを集めて
それを束ねてるだけ。

何でもかんでも全員が同じ意見なんて
あり得ないわけで。

目の前の相手が、
ネガティブなメッセージを投げかけてきても 、

あなたを大切に扱わなくても、

「みんなが言っている」と
外堀を埋めようとしてきても 、

それを真に受ける必要はない。

「みんな」という言葉を用いるのは、
 自分の意見に自信がないとか
自分の意見に説得力を持たせたいとか。

そうやって、
どうにかして自分の意見の正しさを
相手に納得させたい。

そのために、「数」を利用したりする。

それだけなのかもしれないからね。





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