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ヘルシー茹で鶏のどっさりネギソースとキュウリの塩ニンニク和え

鶏の胸肉をジューシーに仕上げる料理を紹介します。

もちろん鶏もも肉で作ってもジューシーに出来上がりますが、おうち時間が増えている昨今、カロリーが気になりますよね?

鶏むね肉100gあたりのカロリーがなんと114Kcal!■

ちなみに鶏もも肉は100g当たり229Kcal! ほぼ半分ですね

■パサつきは調理方法で改善できます■

脂肪がほとんどなく、水分を多く含んでいます。加熱する時にこの水分が外に出てしまい、パサパサになってしまうのです。

加熱前に片栗粉をまぶしたり、糖分を含んだ下味をつける、低温でじっくり加熱するなど、水分が外に出ていかないような工夫をすることで柔らかくジューシーに仕上げることが出来ます。

淡白でパサつきがちですが、あっさりとした味わいの中にもしっかりうまみがあるのが特徴です。

他にも、幸せホルモンの材料になるトリプトファンや良質な睡眠に欠かせないグリシンといったアミノ酸が豊富に含まれています。

■鶏むね肉特有の栄養素■

鶏むね肉特有のイミダゾールジペプチドは優れた疲労回復効果抗酸化作用があるということが分かっています。

身体の疲労回復だけでなく、精神的な疲労や認知症の予防にも効果があると言われています。

抗酸化作用とは、身体の老化さまざまな不調の原因になる炎症を抑えてくれるため、アンチエイジングや美肌などに効果があると言われています。

長くなりましたが、鶏むね肉の素晴らしさが伝わったところで、

今度はジューシーに仕上げる方法で美味しく調理していきましょう。

今回は調理手順から注意点などを事細かに書いていきます。

書いてある通りに進めていけば、スムーズに作業が進められます。

少々長々と書いてありますが、趣旨をご理解いただき最後まで読んで是非料理の段取りを意識しながら作ってください!

■材料■

鶏むね肉       1枚(200gくらい)

キュウリ       1本

長ねぎ        1本

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水1500㏄ 塩20g (鶏むね肉を茹でる用)

◆ネギソース◆

塩          3g

生姜(チューブ可)  8g

サラダ油       30g

◆キュウリの合わせダレ◆

ニンニク(チューブ可) 2g

塩           3g

砂糖          1g

ごま油         3g

■使う道具(手元に用意しとくとスムーズです)■

・フライパン大(28㎝×8㎝が理想的)

・フライパン小(18㎝~20㎝が理想的)

・ボウル(大、中各1個ずつ)

・スプーン、薄いバット、

■作り方■

①フライパンに(鶏むね肉を茹でる用)をいれて点火、薄いバットに鶏むね肉(皮目を下に)を置き、フォークでブスブス刺す

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※穴を空けると味が染み込みやすくなり、火も通りやすくなります。

②葱の青い部分を切り離して、青い部分は①のフライパンへ、白い部分は後でみじん切りにするので邪魔にならない所に避難

③沸いたら、鶏むね肉を皮目を上にしてそっと入れます。鍋の縁がふつふつとしてきたら弱火にしてそのまま10分タイマーして放置します。

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ここで沸かしてしまうと鶏むね肉のタンパク質が凝固してしまいます。つまりパサつく原因となります。

この時にフォークと薄いバットは洗っときましょう

ボウル小にキュウリの合わせダレを計量します。

⑤キュウリをさっと水洗いしてキッチンペーパーで拭き、包丁の腹で叩きます

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そのまま、2㎝幅に切って③のボウルに投入してよく馴染ませます

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⑥長ネギの白い部分の出番が来ました。

縦に十字に切り目を入れて、出来る限り細かくみじん切りにして、ボウル大に入れます。

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⑦フライパン小に油を入れて点火、⑥のネギみじん切りの上に生姜を乗せます。

この時に③の鶏むね肉をひっくり返して10分タイマーして放置します。

⑧アツアツに熱せられた油を⑥の上にジュウゥゥゥ!っと一気にかけましょう。(ためらうと鍋縁から油が垂れて掃除が大変になる恐れがあります)そのままざっくりと混ぜ、塩で味を整えてください。塩味の感じ方は人それぞれなので、お好みで調整してくださいね

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※熱感知センサーがついているコンロは勝手に火が弱くなるので、そのタイミングを目安にしてください。

熱いうちは油汚れが落ちやすいので、フライパン小はさっと洗っておきましょう。

⑨鶏むね肉に火が通ったら、薄いバットに取り出します。


この時にお皿を手元に用意しておき、フライパン大のお湯を捨てて、洗っておきましょう。

⑩触れるくらい粗熱が取れたらお好みの厚さにスライスしていきます。(なるべく薄くスライスした方がネギソースと絡みやすいです)

全部スライスし終わったら、幅の薄いところを先に盛り付け、厚いところをその上に盛り付けるようにすれば、盛り付けに高さが出て見映えが良くなります。

※キュウリを盛り付けるスペースを空けるのを忘れずに、中央より少しずらした位置に盛り付けるようにしましょう。

⑪キュウリを空けておいたスペースに盛り付けるのですが、その前に!

浸透圧によりキュウリから水分が出ているので、もう一度ざっくり混ぜてからキュウリだけを盛り付けるようにしましょう。

※盛り付けた後でキュウリの合わせダレが鶏むね肉の下に染み出してしまうので見映えが悪くなる恐れがあります。

⑫⑧で作ったネギソースを油ごと全部かけちゃいましょう!

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アツアツの料理ではないので、慌てずにボウルとスプーンも洗ってしまいましょう!食後の洗い物が楽になります。

■まとめ■

・調理の手順を把握してから始める

・必要な道具は手の届く所に準備しておく

・鶏むね肉は沸かさない!

・各工程ごとに使い終わったものは洗っておく

・盛り付けの時は完成をイメージしておく

・食べる前に可能な限り洗い物を済ませておく


以上、長々とお読みいただきありがとうございました。

とてもシンプルで簡単な料理ですが、それでもこれだけの工程を頭の中で考え、手順を組み立て、完成をイメージし、実行して出来上がりに向かっていきます。

今後もレシピ本には書かれていない細かいノウハウを投稿していきます。

皆様の楽しい料理時間の助けになればと思います。


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