「紙の本」を読む習慣、と8月3日の日記
心がけてきていること
最近、これまでよりも「読書時間」を意識的に増やしています。
と言っても、できることはせいぜい、1日のうちの「寝る前の1時間」をできるだけ読書用に確保しようとしている程度なんですけど。
ぼくの場合、朝時間は外でウォーキングしたり、体を動かしたり、娘を幼稚園に送ったりする時間に充てているので、夜、いかに読書時間を捻出できるかが、ものすごく重要なんです。
で、それを続けていて思うのが、「本を読む習慣」は、「活動を止める習慣」にもなるなぁと感じているんです。
「紙の本」という理由がある。
どういうことかと言うとですね、一つ条件があるんです。
この話、「紙の本(もしくはKindleなどの読書専用端末)」のことを指して言ってるんですけど、その時間て、一切ネット経由の邪魔が入らないんです。
少し話を逸れてすいません。ぼくらを取り巻く「ネット」について少し触れておきます。
すごく悔しいことなんですが、現代人は「ネット」を使わず生活することはもはやできなくなっていると思っています。
ぼくも全力で抗いたい話ですが、本当にそうです。
街に出て電車に乗り、周りを見渡した時、老若男女問わず乗客がどんなことをやっているか、明日にでも眺めてみてください。最後には、自分についても。
どの人も、それぞれ小さな「箱」を手に、何やら忙しなく目や手指、頭を働かせているんですよね。(悲しい現実!)
でも、まぁ仕方ないんですよね。
“狙い撃ち”される現代人
世界中のとても賢い人たちが、ぼくら向けに製品を作っているし、どうやったら「手に取って、長く使ってもらえるか?」を指標にせっせとアプリを作っているのだから。
最近、個人的にすごく実験していることがあるんです。この「ネットの呪縛」から“自分はどうやったら逃れられるだろうか?”というのを自分で自分に試すこと。
正確に言うと、「逃れる」は無理です。
なので、逆に「他のことにどれだけ注意を向けられるか?」「ハマる時間をどれだけ作れるか?」を考えていく。
とても単純かも知れないけど、その一つの方法がぼくは「読書」だと思うんです。
すごく単純な話ですが、読書する時って、“手が塞がっている”じゃないですか。
そうするとPC、スマホで「ながら」で検索とかもしないし、物理的にネットから離れられるんですよね。
これが、まずは大事かと思っていて。
だから、「紙の本(Kindle)で読む」と決めているのは、そういうことです。ネットと隣り合わせの『スマホやiPad』ではないんですよね。
それから、「ペン」を片手に、メモする姿勢も取っていれば、何かを思い浮かんでもその場で対処せずに、メモしておけばいい。
頭を目の前のテキストに向けている限りは、余計なものも入って来にくいですよね。
こういう状態を、日常の中でどれだけ作れるか、が鍵だと思っているんです。
これって、一つの「瞑想状態」なんじゃないかとぼくは思うんです。
無心になってまでやる必要はないけれど、常時接続された状態から「遮断」する時間を取り入れること。
夜寝る前の時間に、10分でも30分でもいいから、本と向き合い、自分と向き合う時間を作る。
最近、意識的に「映画」を観に行っているのもそう。「コーヒー」を淹れたり、「料理」をする時間もそうですね。誰かと楽しく「電話でおしゃべり」したりするのも、そうなのかも。
マルチタスクが当たり前になっているからこそ、誰もそれに心地よく順応できるわけではない。
これからますます、“何を止めるか”が大事になるとよく言われています。
“活動を止める”時間の作り方、まだまだ日々の中でできることを探していきます。
また、経過を報告しますね。
*
8月3日(月)
朝、7時頃に起床し、ウォーキング。106日目。
今週平日は夏休みなので、朝はゆったりと過ごせるものの、いつもの筋トレとシャワー。
誕生日が近いので、妻が「今、ものすごく安くなってるの」とおすすめしてくれた、六本木のインターコンチネンタルを予約してくれて、家族で泊まりに行くことに。
今年はなかなか遠くには行けないけど、都内で、これまであまり出歩かないようなところに行ってみるのも今の時期ならではの楽しみ方なのかも知れない。
妻、こんな風に、いつの時代もマイペースで本当に助かってるんです。本人は、推しのジャニーズのライブが飛びまくっていて、少し元気ない時もあるけれど。
15時のチェックインに合わせて、出かける支度をしつつ、ぼくはほとんど準備がないので、午前中noteをアップ。書くのにちょっと時間かかりすぎて、反省。
妻が握ってくれたおにぎりをみんなで食べて、ゆっくりコーヒーを飲んでから、出発。
六本木に着いて、妻が服を見たいというので、ホテルにチェックインする前に軽くSHAKESHARKでホットドッグを食べる。
ぼくが一緒に頼んだ「ルートビアー」が薬みたいな味で、全員から不評。あれはだめ、二度と飲まないことにする。
ホテルに荷物をおいて、バスで六本木ヒルズへ。
「エストネーション」で妻はしばらく買い物をして、ぼくは娘と一緒に探検をする。娘、ディスプレイの中、元気に歩き回るから、ぼくは心身すり減ってかなりヘトヘトに。
無事に買い物を終えて、少し歩いたところの中華屋さんで夕飯を食べる。オリジナルクラフトビールに、熱燗の紹興酒。
小籠包やら、鶏葱そばやら、チャーハンやらをお腹いっぱいになるまで食べた。珍しく、すごくたくさん食べた。
ホテルに帰り、家族でゆったりテレビを見たり、ゴロゴロしたりする。何の目的もないこういう時間、いいなぁと思う。
お風呂上がりの娘とゴロゴロ遊んでいたら、ぼくも一緒に寝落ちしていて、夜中に2時頃という軽い絶望3回目の夜。
お風呂で温まり、少し本を読んだ後また寝ました。
夏休み、かなり充実してきています。
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