マガジンのカバー画像

グッとnote。(2019年から)

947
自分が読んでグッときたnoteを綴るマガジン。こころを元気にしたり、何かのヒントになるかも。10個以上「スキ」がついた自分のnoteも綴じます。なんというか“GOODなnote”
運営しているクリエイター

#日記

訴えられたら一人前

僕が若い頃、26歳頃ですが、店を始めたのもその頃で「いいお客様」「悪いお客様」がいるなんて想像もしていませんでした。 下積みの頃にいろんなお客様に出会いましたが、その時は良くも悪くも他人事で別にどうでも良かったのです。いい人だったな、やなやつだったもう来るなよ、それだけのことだったのです。自分の店じゃないからですね。気に留めなかった。 ところが自分で店を始めてみるとだんだん気になってくるわけです。 「自分の家」にヤなやつがいるということが耐え難くなってきて、それがどんどん

JAMCAFE11周年

おはようございます。 仙台の店舗JAMCAFEが11周年を迎えました。これまでにJAMCAFEに関わってくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございます。 色々思い出そうとすると失敗したこととか、うまくいかなかったことばかりが浮かんできます。でも冷静に考えてみると「うまくいっていない時間」の方が多いのだから当たり前ですけど。 正直なことをいうと、飲食店をやるのがこんなに難しいのか!というのが素直な感想です。うちの規模が大きくないというのも理由ですが、働いても働いて

東京カフェ10選②

以前に東京カフェ10選というものを書かせていただきました。順位があるわけではなくて、自分の中の偏愛を書いただけではありましたがなかなかたくさんの方に興味を持っていただけたようで書いてよかったな、と思っています。 流行っているからとか、インスタにアップしたいから、とかそういう理由ではなくて、きちんと自分が長く通えているお店を勝手にシェアするみたいな感覚です。 不思議なもので書いているうちに「あ、自分はこういうものが好きなんだ?」という共通点のようなものが浮かび上がってきてとても

シンプルに声を出せ

いいサービスとは、という話をするときに、最近まず思い浮かぶのが「声を出す」ということです。 小籔千豊さんがご自分の番組で「ダウンタウンは声が大きい」という話をしていました。ダウンタウンのおふたりが昔「声はでかい方がいい」と話していたそうで、あの声量は「考えられた声量」なのです。 もちろんサービスをするときに声を張り上げる、ということはできません。居酒屋さんのように「ナマ一丁!」は仕方のないことだとしても、大抵のサービスの現場では大声を出すという機会はありません。 その小籔

お前はなんだ

東京が好きです。東京が好きだから店を出したわけではなくて、東京に住みたいので地に足がついた生活をするために店を出した、というわけです。 「孤独でいる」ことが許されるところが気に入っています。東京砂漠、とはよく言ったものでだれもがそれぞれ砂のようです。どこで誰が何をしていても気に留めない。道端の砂のように気にしない。 地元仙台では10年ちょっと店をやっています。近くに三越さんもありますし、アーケードの中、いわゆる一等地です。 自分で言うのも気が引けますが「あ、あのお店の人だ

東京カフェ10選

宮城と東京で10年のうちにこれまでに3店舗やってきた店主が選ぶ「東京カフェ10選」です。カフェといいつつ、喫茶店(と呼ばれるもの)も入っていますが。 評価の中に「映える」とか「コスパ」とか「wifi(波とは言わない)が繋がる」とか、そういうものは全く入っていません。 「お店をやっている人の体臭」がきちんとして「決してコピーできない」お店を選んでいます。 個人的な見解で、個人的に感情を揺さぶられるお店を選んでいますのでご参考までに、どうぞ。 一次情報などは省略しております

心の疲労骨折、蒲田くんの大行進(どすこいしんどみ日記)

※メンタルが弱っている現在のことです。そんなにどぎつい書き方はしてないと思うんですが、つられてしんどくなってしまう人はご注意ください。 ※医師や専門家のお話を交えつつ書いていますが、いち個人の、しかも特殊な職業のわたしの話であることをご了承ください。 待ち合わせの融通が効きやすい時代に生まれてよかった。 忘れてはならないありとあらゆるものを忘れて、出かけてしまう。鍵とかブラジャーとか。 5分とか、10分とか遅れてしまうのは申し訳ないが 「先にお店へ向かっといて」

サイン会でバーサーカーになったから、病んだらしい(どすこいしんどみ日記)

※メンタルが弱っている現在のことです。そんなにどぎつい書き方はしてないと思うんですが、つられてしんどくなってしまう人はご注意ください。 ※医師や専門家のお話を交えつつ書いていますが、いち個人の、しかも特殊な職業のわたしの話であることをご了承ください。 前回のnoteに引き続き、わたしの心が疲労骨折した話なのだが。 そもそも、なんで疲労骨折したねん。 好きなことを仕事にして、寝不足の翌日は泥のように寝て、夜型だから朝はなんも予定を入れないようにして、家族の心配ごともひとつ

物憂げな秋には「ワクワク」を探して、と9月28日の日記【あと93日】

※今日からタイトルに“今年の残り日数”を入れることにしました。今年って『366日』あったんですね、今気づきました。いろいろと間違えてました。ほぼ日手帳によると、今日が『273日目』なので【あと93日】というわけです。 この季節、どうしてもメンタルや、身体の不調がでやすくなっているみたいです。 ぼくの漢方の先生方は(何人か参考にしている先生方がいまして)口々に「#全部秋のせい」だって言っています。 まぁでも、考えてみれば、毎朝散歩してる道にも落ち葉が増えたし、半袖短パンだ

仕事について考える

新月にはまだもう少し時間があるけれど、今なぜだか書きたい気分なので、書いておこうと思う。書きたい時に書く、書きたくない時には書かない、だから私はいつまでもアマチュアで、だから書くことを止めずにいられるのかもしれない。 最近、仕事についてよく考える。 現在のわたしの仕事は、Nafsha運営の全般に関わること。リノベーションのあれこれから始まり、コンセプトや運営方針、それらを実現するための具体的なプランとサービス考案、日々の発信…。説明のために文字に起こしてみるとなんだか大層な

【1,000日経過】最近は日記代わりのメモをよく使っているけど、毎日同じところに書いておくということは自分のためにもいいことだとわかっていて。3年前の年末からスタートした日記や日常の心のメモはここまで来ました。結果的に残したものにあとから勇気付けられるみたいなこともよくあるよね。

毎朝、休まずに自分で珈琲をたてます。なにも深い理由はありません。決めているわけでも、練習のためでもありません。自分が飲みたいから、です。毎朝たてる、毎朝練習する、そう決めた瞬間からつまらなくなるし、辛くなります。 でも毎朝「飲みたいから自分でたてる」というのは全く辛くないです。休まずに自分で珈琲をたてます、と最初に書きましたがたまたま毎日「結果として」やっている、というだけのことです。 片道1時間。満員電車に乗って店に行く。買い出しをしながらヘトヘトで店に着く。それでも湯

両手放し

先日、3年ほど続けたnoteでの定期購読マガジンの配信を打ち切りました。スケジュールがタイトになってきたこともあるが、執着心がなくなったからだと思う。そして、正直大変さもあった。1記事書くのに平気で2〜3日かかることもある。 とはいえ購読料は正直「美味しい」のです。 自分のためにも使えるが、誰か他の人の支援にそれをそのまま回したりすることが多かったのでとてもいい循環だったと思っています。 「経済の行き着く先は福祉」を体現したような流れで、いろんな選択ができました。 しか

5月1日(土) だれかの目的地に

※東京での仕事を退職し、福島・郡山市へ家族で移住します。そのことはインスタに書きましたので、興味があればどうぞ! 福島Uターン初日の昨日“ブルバの出張喫茶室”でした。 「ブルバ」というのは、ブルーバードアパートメントという、喫茶室の名前です。 今後は、こちらの屋号での出店が多くなりそうです。ぼくの新天地での活動領域のひとつ。 こちらのお店、普段は郡山市清水台でカフェ営業をしているんですね。 今回は、初の出張イベントということで、福島市にある老舗の眼鏡店、『オプティカ