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シンプルに声を出せ

いいサービスとは、という話をするときに、最近まず思い浮かぶのが「声を出す」ということです。

小籔千豊さんがご自分の番組で「ダウンタウンは声が大きい」という話をしていました。ダウンタウンのおふたりが昔「声はでかい方がいい」と話していたそうで、あの声量は「考えられた声量」なのです。

もちろんサービスをするときに声を張り上げる、ということはできません。居酒屋さんのように「ナマ一丁!」は仕方のないことだとしても、大抵のサービスの現場では大声を出すという機会はありません。
その小籔さんの番組では「おぎやはぎは声が小さいふうに聞こえてるかもしれないけど大きいから。小さいふう大きい」であると言及されていました。それもいいことであると。
全くその通りで、飲食店におけるサービスはただ声を張ればいいということではなくて「ニュアンス」や「トーン」が必要になります。

本当にいろんなテクニカルな話がそこら辺に転がっている時代だと思います。「いい接客とは」をネットで調べると表情、言葉遣い、距離感、同意、身だしなみ、のことを書いているところが多いです。挨拶が大事、とか。

でも「声量」についてはほとんどの人が書いていないです。
シンプルに声はでかい方がいいです。(一般常識の範囲で)でかい方が「伝わる」「届く」何よりも「自信がある」ように見えるのです。

昨日も仙台店のスタッフたちと会って「いいサービスがしたいけどどうしたらいいですか」という話になって結局は「声を出せ!」という結論になりました。いろいろやってもらいたいことがあるけど「そもそも声出してないよね」ということです。

#一昔前のやつ

今日は、朝に声出しをして営業に臨む、と言っていました。

#シンプルイズベスト

まぁなんでもそうだと思うのですが基礎体力は超大事なわけですよ。
ニュアンスとか、トーンとか「小さいふう大きい」に聞こえるようにする、みたいなテクニカルなことは後回しでまずは「ダウンタウンになれ」ですね。

そういうトレーニングを毎日一種懸命やってるうちに、レコード再生のように優しい綺麗な音になる。
「音をいくら大きくしてきてても疲れない」というふうにお客様に快適に思ってもらえるようになります。

一番良くないのは「声が小さいのに不快」というやつです。
「自信なさそう」「不安」「変わってほしい」「ハズレくじ」みたいに思われたくないじゃないですか。

僕、店員さんとのやりとりが必要な時は「自信ありそうな店員さん」を探します。いなければ諦めますが。
電気屋さんとか行くとね、死活問題ですから。

「あの店員さんでよかったね」と言われたいですね。


お店にも来てくださいね〜〜!!