※読む前に この話は連続するオムニバス形式の短編小説の2話目です。まずはこちらのルール説明を読んでからご覧になってください。 「おい、わざわざこんな遠いところま…
※読む前に。 この話は、連続するオムニバス形式の短編小説の1話目です。そのためまずはこちらのルール説明をご覧になってから読んでください。 先日、35年以上連れ添っ…
僕とnote読者の皆さんで勝負をしましょう。 これから僕が定期的にあげる短編小説には、あるルールがあります。 それは、「この世界では○○すると死ぬ」です。 ありきた…
むかしむかし、それは高い山の上の、綺麗な海の見える学び舎の話です。 ある男の子は、とても綺麗な白い肌がちょっぴり自慢でした。 男の子の大好きなお母さんが、異国生…
逢沢
2021年4月24日 21:45
※読む前にこの話は連続するオムニバス形式の短編小説の2話目です。まずはこちらのルール説明を読んでからご覧になってください。「おい、わざわざこんな遠いところまで呼びやがって。あ?聞いてんのかよ。」金髪で長髪の見るからにガラの悪い男が僕に話しかける。「いつものことじゃないか、僕達3人が何か会議をできる場所はここしかないんだから。」横目で彼を見ながら答えた。「そうです。ここは私た
2021年3月11日 15:38
※読む前に。この話は、連続するオムニバス形式の短編小説の1話目です。そのためまずはこちらのルール説明をご覧になってから読んでください。先日、35年以上連れ添ったかあさんが死んだ。死亡届を提出し、葬儀や火葬も無事に終えた。かあさんが死んでから慣れない作業に疲れては汗をかき、居なくなった事実を思い返しては涙を流した。ずっと1人で家に居るのは落ち着かない。ここ1週間ほどは家を空けている時
2021年1月14日 17:09
僕とnote読者の皆さんで勝負をしましょう。これから僕が定期的にあげる短編小説には、あるルールがあります。それは、「この世界では○○すると死ぬ」です。ありきたりだなーと思う気持ちもわかります。が、1つ2つと読んでみて答えがわからないようであれば、ぜひ読むことを続けて欲しいです。 注意深く読めばそんなに難しいものでは無いと思いますし、もちろん簡単にわかるように書いてるわけでもありませ
2020年11月26日 13:49
むかしむかし、それは高い山の上の、綺麗な海の見える学び舎の話です。ある男の子は、とても綺麗な白い肌がちょっぴり自慢でした。男の子の大好きなお母さんが、異国生まれだからだそうです。男の子が7歳になり、いよいよ、学び舎に通う歳ごろになりました。期待に胸をいっぱい膨らませて、男の子は学び舎に向かいました。たくさんの友だちに囲まれて、初めての学び舎が始まりました。しかし、男の子は、