見出し画像

ひとりぼっちも、ふたりぼっちも、両方好きなのよ

8/20。

5:00起床。

天気は晴れ。





パートナーが、週末に帰ってくる。


ぼくらは、10日ぶりに再会する。


……ええと、ケンカしていたとか、そういうのじゃなく、ちゃんとした事情(?)によるものなので、ご安心を。


一人暮らしから、二人暮らしに戻る。


一人は一人で、色んなことを考えることができたけど、イマジナリーフレンドと喋るほどには、ぼくは人を欲していたと思う。


一人でいるのも、二人でいるのも、どっちも好き。きっとそれは、悪いことじゃない。


あんまりべたべたしすぎると、パートナーの大切さがわからなくなるから。


離れていたからこそ、見えるものがある。


パートナーは元々大切な人だけど、しばらく会えなかったことで、自分に無くてはならない人だと、あらためて理解することができた。そのために、自分で自分を傷付けたり、パートナーを傷付けてしまったりしたけど。


でも、それを悔いてもしょうがないから。ぼくにできるのは、パートナーを傷付けた以上に、彼をこの上なく大切にすることだ。


しばらく一人で過ごして、一人に慣れてしまったぼくに、できるのかしらん。いえいえ、「できるかどうか」じゃない。「やってみせる」んだよ。


ぼくは強い人間じゃないけど、せめて、大切な人の前では強くありたい。


格好悪いことの方が多いけどね。


それはさておき。


今日はまだ、週末じゃない。あと数日、一人暮らしは続く。一人暮らし……。はてさて、何をしようかしらん。まあ、特に変わりはないのだけど。


小説を書いたり、仕事をしたり、小説を書いたりね。もう少しだけ、自分勝手に生きようかしらん。……んん。自分勝手なのは、今に始まったことじゃないな。まあ、細かいことはいいじゃない。


自分のために生きるのは、当たり前だから。それは、パートナーがうちに戻ってからも同じ。パートナーのために生きることは、自分のために生きることの一部だから。だから、これから先も生きる理由が、増えるだけだよ。


とりあえず今日は……デートの下見でも行くかねえ。パートナーを連れて行きたいところがあるんだよね。……ほら、やっぱり。大切な人のために生きるのも、悪くない。





「僕だけが、鳴いている」


これは、
僕と、ドッペルゲンガーのドッペルさんの話。


連載中。


ここまで読んでくださり、ありがとうございます。 「サポートしたい」と思っていただけたら、うれしいです。 いただいたサポートは、サンプルロースター(焙煎機)の購入資金に充てる予定です。