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夢の中すらGo To出来なくなった僕は、

7/24。

5:00起床。

天気は雨。





夢を見なくなった。本当は見ているのかもしれないけど、全く思い出せない。たぶん、悪いことではないと思う。夢を見ると、疲れるから。


でも、夢を見ないと、「自分はどこへも行けない」思いが強くなる。僕は夢の中すら、逃げることはできないんだ。たとえその夢が、二度とお目にかかりたくない悪夢でも。


夢は、夜があったことの証だと思う。


人は、24時間365日起きられるわけじゃない。眠らなきゃいけない時が、必ず来る。


だからこそ、失ってしまった時間の埋め合わせとして、夢があるんだと思う。現実では過ごすことのできなかった時間を、頭の中で過ごすために。


「どこへも行けない」


つまるところ、僕は「どこかへ行きたい」ことになる。どこかへ? そんなの、自分でもわからない。でも、「ここから逃げ出したい」ことはたしかだ。


今の場所に、不満があるわけじゃない。不満があるとすれば、自分の方だ。けれど、自分っていうのは、なかなか変われるものじゃない。だから、場所の方を変えようっていうわけだ。……我ながら、安直すぎる考えだ。


「どこかへ行きたい」にせよ「ここから逃げ出したい」にせよ、ソレが叶うのは、いつになることやら。今のところ、Go Toするつもりはないよ。「死にたい」「死にたい」といっている僕でも、ウイルスなんかで死にたくないもの。


To Go(持ち帰り)は時々しているけどね。はは。……ごめん、面白くなかったね。


そうだね……。一応、僕の住んでいる県内は、どこも安全(のはず)だから、県内Go Toしてもいいんだけど。どこへGo Toするにも、お金がかかるから。お金は大事。本当に。だから、あんまり使いたくないな。


結局のところ、僕はどこへも行けないんだな。時々、近所のスタバに行くくらい。……でも、それで充分だよね。きっと。県内Go Toしなくたって、夢の中へ現実逃避しなくたって、それで……。


やっぱり、夢くらいは見たいかな。夢を見ると疲れるけど――思い出したくないものを思い出してしまうけど、夢を全く見ないのは寂しいから。


とはいえ、どうすればいいのかな。……『星の王子さま』でも読んだらいいのかな。特に理由はないけど、なんとなく、ね。





「僕だけが、鳴いている」


これは、
僕と、ドッペルゲンガーのドッペルさんの話。


連載中。


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