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薬を3種類減らすことに、成功した話。

7/29。

5:00起床。

天気は雨。





「コレとコレとコレ、無くしてください」

「じゃあ、無くしましょうか」

「(あっさり……)」


そんなわけで、考えなしで飲んでいた薬を減らすことに成功したのだった。


『レストレスレッグス症候群』をご存知だろうか。


『足むずむず症候群』ともいう。(こっちの方がわかりやすいかな。)何でもないときでも、足が『むずむず』してしまい、貧乏ゆすりをせざるを得なかったり、そのせいで、なかなか眠れなかったりする症状のことだ。


と、僕が診断されてから、早一年。(いや、二年だっけ? よく覚えていない。)症状に関する3種類の薬を、僕は飲み続けていた。「本当は、自分はその症候群に当てはまらないんじゃないか?」という疑念を抱えながら。


なぜなら、『レストレスレッグス症候群』では、説明がつかないところが、たくさんあったからだ。


この症候群の場合、夕方から夜にかけて症状が強くなったりするけど、僕の場合、時間帯は関係なかった。自己観察をし続けた結果、強い不安を感じているときのみ、現れることがわかった。


何より、薬の効果が出たことが、全くなかった。症状が出ない日は出ないし、出る日は出る。会社を辞め、他人との関わりが無くなった今現在は、ほとんど出ない。もう、飲まなくてもいいんじゃないか、と思った。


実のところ、今までも訴えたことがあったのだ。自分は『レストレスレッグス症候群』ではないと。でも、いつもなんとなく聞き流されていた。「まあ、飲まないよりはいいだろう」という判断の元に。


なので、昨日はおくすり手帳を見せつけて、


「自分は、この症状に当てはまりません」


じゃなくて、


「コレとコレとコレ、無くしたいんです」


と、具体的に申し出た。


その結果は、先述の通りだ。


まあ、薬が減ることになったのはよかったけど……「やっぱり、先生も惰性で出していたのかな」と思った。だって、あっさり止めることができたんだもの。まあ、治療というのは、先生と患者、手を取り合って進めるものだと思うけど……。うん。まあ、いいや。


とりあえず、僕にとっては、大きな一歩だ。いつか、完全に薬が必要なくなる、その日までの。……無くなると、いいんだけどね。まあ、ちょっとずつ、ちょっとずつね。





「僕だけが、鳴いている」


これは、
僕と、ドッペルゲンガーのドッペルさんの話。


連載中。


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