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僕のパーソナルスペースは、ソーシャルディスタンスより広い。

6/18。

4:49起床。

天気は曇り。





「受けますか? カウンセリング」
「……そうですね」


三週間に一度だった通院を、一週間に一度に戻すことにした。あと、時間に余裕ができたので、カウンセリングも再開することになった。……提案されたとはいえ「することになった」はおかしいか。僕は、自分の意志でそれを決めたんだから。


最近、外に出るとイライラするようになった。というか、イライラすることに遭遇することが多くなった。


昨日なんか、レジに並んでいたら、ソーシャルディスタンス? を守らず、一つ前にいる僕とやたら距離が近い男女がいた。ので、つい睨みつけてしまった。(幸い、トラブルには発展しなかった。)規則を守らなかったから。それもあるかもしれない。でも本当は、パーソナルスペースを侵害されたことが不快だったんだと思う。


そういえば、一昨日もそうだった。市役所に行ったとき、入り口にテレビ局の人? が待ち構えていて、なぜか僕がターゲットになった。(他の人はスルーしていたのに。なにゆえ。)どかどかと無遠慮に近付いてきたので、それも厭で厭でしょうがなかった。(インタビューは断った。)


それにしても……どうして、会ったばかりの他人にゼロ距離で近付くことができるんだ? 僕には、理解できない。近寄るな、近寄るな……。それを考えると、ソーシャルディスタンスとやらは、ありがたい。三密は、そもそも僕の望むところじゃない。ある程度の距離を保ち、そっとしておいてくれることが、僕の理想の環境だ。


まあ、そんなわけで、胸がざわざわすることが続いたので、それを吐露する機会を増やすことにした。会社を辞めてから、通院の頻度を減らしていたけど……会社じゃなくても、僕を脅かすものは充分あるんだな。社会で生きている限り。……面倒だな。とつくづく思う。


僕を癒してくれるものは(パートナーを除くと)病院しかないのか。……あ。あと、スタバか。スタバの店員さんは、みんな優しいから。フレンドリーな人は苦手だけど、店員さん達の距離感は嫌いじゃないんだよな。何だろう……。これが、スタバがスタバである所以か(?)たぶん、今日も行きます。


閑話休題。


パーソナルスペースを汚されたくないなら、外に出ないのが一番なんだろうけど……ひきこもりには、なりたくないんだ。なので、せめてソーシャルディスタンスは守ってください。頼むから。……誰に頼んでいるんだ、僕は。


まあ、今日も何か起こるかもしれないけど……今考えても、しょうがないや。何も考えずにおこう。





「僕だけが、鳴いている」


これは、
僕と、ドッペルゲンガーのドッペルさんの話。


連載中。


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