髪を『青』に染めたいと思った話。
7/27。
5:00起床。
天気は曇り。
*
タイトル通りです。
元々、仕事を辞めて、通うべき職場も無くなって、模範的な社会人の姿をする必要がなくなったので、髪を染めてもいい状況だな、と思っていたのだ。
最初は、金髪にしようと思っていた。(わりと長年思っていたことだ。)
言わずもがな、派手で目立つ色だ。田舎では、深夜のスタバを訪れるようなDQNでしか見たことがない。(すまん。昨日、店員さんに悪態を付いた客がいて、イラっとしているんだ。)
僕は、目立ちたいわけじゃない。ただ、金色がきれいだな、と思っただけだ。でも、似合う似合わない以前に、しっくり来なかった。本当に金色でいいのかな。金色……。
と考えながら、TSUTAYAをうろついていたら、米津玄師の『馬と鹿』のMVが流れているモニターを見つけた。このMVで、彼は髪を青に染めている。これだ、と僕はあっさり思った。まったく、我ながらわかりやすい奴だ。
僕は、青が好きだ。青は、何よりも清いものだと思っている。(時々、白にも勝るんじゃないかと思っている。)
海は青いな、大きいな。海は本来、無色透明。その海が唯一受け入れているのが青色。そんな頭になりたいと思った。
だがしかし。髪を染めるにあたって、1つネックがあった。仕事を辞めたことを、母が父に秘密にしていたことだ。もし、今度帰省したとき、髪色が派手になっていたら、さすがに職場についてツッコまれるだろう。
退職して1ヶ月経ってからその事実を知り、僕はげんなりした。本人を前にして報告したときのリアクションが、わかりすぎるくらいわかるから。
……と思っていたんだけど。先日、突然母から「お父さんに、××ちゃんが仕事を辞めたこと、いっておいたよ」とLINEが来た。
「いつか僕から報告する約束じゃなかったんかい」と内心ツッコみつつ、「まあいいか」とどうでもよくなっていた。
母が報告したとき、父は金銭的な心配をしていたらしい。気持ちはうれしいけど、「機嫌のいいときにいったのかな」とか「本人を目の前にしたらまた違うんだろうな」とか邪推した。
……話が逸れたね。とにかく、髪を染めても問題ない状況になった。まあ、派手な色にしたら、それはそれで両親に何かいわれそうだけど。
父さん母さん、コレは非行じゃありません。そもそも、僕はもう(年齢的には)大人です……。
さて、いつ実行しようかな。
*
「僕だけが、鳴いている」
これは、
僕と、ドッペルゲンガーのドッペルさんの話。
連載中。
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