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やはり、まだ、よくわからんな。

まず、前回、戦時中におけるデマに関する話を述べた。

実際のところ、この戦争に対して、どう思っているかというと、よくわからないというのが本当のところ。

まず、ロシアがウクライナに2月24日に侵攻してきた。

この時は、この件に関しての立場は、少なくとも"表向き"、日本は「対岸の火事」として処理すべきだという考え方だった。

通常なら、ロシアがウクライナに侵攻してきたので、人道的な立場であれば、ウクライナを擁護する方向に行くべきだという意見ももっともだと思う。

実際のところ、ロシアがウクライナ侵攻をした際に、犠牲者がロシア軍とウクライナ軍の両方から出たし、ウクライナ市民の生活ならびに生命の危機に繋がった。そのため、ロシアの軍事行動への非難は必須だと思う。

但し、それは、国や企業や特定の団体という大きな組織についてはという意味。実際は、ロシアとの利害関係もあったりするだろうし、そういった個人の考え方までは責められるべきではないと思っている。

実際のところ、ロシアが侵攻した件に関しては疑問の余地はあるが、ただ、私が疑問に思ったのは、ウクライナの惨状に関する報道される一方で、何が原因で、ロシアがウクライナに侵攻することになったのか?といった発端に関して、全く語られていないことである。

そのため、ロシアの残虐非道なやり口に憤りつつも、違和感のようなものを感じていたというのが本当のところである。

また、そういった違和感があったせいか、少々、「共感」を煽っているような報道が多いように見えて、初期の頃から疑問に感じることが多かったということである。

その疑問の発端となったのは、ウクライナ・・・というより、日本の在日ウクライナ大使館に対してだった。

いや、そもそも、何を行動せいというのかというのが疑念なのだが、どうも、各国に軍事行動を呼びかけているような、そういう印象を受けた。

だが、私らは単なる一般市民、そういったものに、何を要求するのか?という疑念しかなかったというのが最初だった。

まあ・・・それでも、いきなり侵攻されたので、多少なりとも狼狽していたのかと思っていたので、疑問は持ちつつも、そういうこともあるかと思っていた。

その後、寄付を募っているものを見かけた。

これに関しては、寄付ができるほど、資金を持っている人はどうぞという感想でしかなかった。それに、すごく、多額の寄付をしていた人もいた。

利害関係を抜きにした場合、「スゲー」というのが本当のところの感想。

どのみち、私の場合、今、手持ちが少ないので、寄付はしない方針しかないのだけどね。

ただ、そのうち、他国に対して義勇兵を募集してきたりと、少し、疑問の余地があるなと感じるようになっていた。

実際、他国から義勇兵を求めるということだが、どれくらいの場所で活動をするにせよ、戦場にいるわけだから、何か、あまり想像したくないような事態に陥るかもしれない。その場合、我が国の世論がどう動くか?という心配がある。

例えば、義勇兵だった我が国の国民を殺害された場合、戦争を仕掛けてきたロシアに向くのか?それとも、義勇兵を募集したウクライナに向くのか?という怖さがある。

一気に、戦争を煽動するような政治家が出て、それに乗せられる連中が出ることが目に見えているというのは、実は、まだいい方。それよりも、国内には、在日ロシア人もいれば、在日ウクライナ人もいる。そういった方々に危害を及ぼすようなのが出るのではないか?という怖さがある。後、日本人や関係国の人間ではない人でも、ロシアの文化、料理、文学、もしくは、ウクライナの料理や文学や文化をやっている人に危害を及ぼすような連中がでてこないかという懸念があった。

実際のところ、在日ウクライナ大使館でこういったような内容のツイートが流れてきた。

確かに、ウクライナ産の商品は買うよ、だけど、ロシア産のものを買うと、ロシアの戦争協力になるといった「脅迫文」は果してどうなのよ?という感想をもった。こういうことを書くと、反ロシアの過激派がロシア関係の店に嫌がらせ・・・というか、脅迫をし始めるのではないか?という疑念を持ってしまう。

そうしたら、こういうことが起きた。

この事件では、日本人が経営するロシア料理店だったらしい。ただ、これがエスカレートして、在日ロシア人の店などへの襲撃に繋がることを非常に恐れている。そして、そのカウンターとして、在日ウクライナ人やウクライナ料理などの文化を扱う店に、襲撃を仕掛けるような連中が出てきたら?そしたら、血みどろの争いに繋がるのではないか?という懸念すらしている。

うちの国で、「ロス暴動」のような騒ぎを起こしてほしくないのだが・・・

こんなことを考えているうちに、スウェーデンの武器供与の話が話題になってきた。

そもそも、こういうことって、裏で隠密に、やることではないかと思われるのだけど、わざわざ、「長年の原則」を破って、公言したことに疑問を感じた。なぜならば、それをやると、ロシアから警戒されるので、普通に考えて。それなので、裏でやるべき仕事だと思うのだが、それを公言したのがどういう意図なのか?という疑念を感じた。

そして、ロシア軍の捕虜の話で・・・。

これの話に関しては、二つ、考えがあり、一つは、この証言自体、嘘ではないか?という話。二つ目は、本当ではないかということ。

もし、嘘と仮定した場合、疑問に思うのは、なぜ、このような意味不明な嘘をついているのか?口裏を合わせるにしても、もっとマシな嘘があるのではないか?という疑念しかない。まさか、敵国に捕まって、「訓練だと思った」といって、済むと思う奴はそう相違ないだろう。

一方で、本当と仮定した場合、では、なぜ、このような無茶なことになったのか?単に、スマホを取り上げて、外界から隔絶していたとはいえ、相手国に侵略する以上、ウクライナの失態をあげ、相手国に対する憎しみなどを植え付け、「ロシア側に大義がある」と刷り込ませるはずなのだが。

実際、うちの国でも先の大戦で、やっていたことを知っている。まあ、ここでは、詳細は書かないが、ルーズベルトの悪口を学校で、何の時間かは知らないが書かせたりと、SNS民・・・でももっとマシにやるだろ・・・ということをやらせていたりしたらしい。しかも、自国には「勝った勝った」と流していたらしい。そして、「鬼畜米英」というようなプロパガンダを流し、B29を竹やりで落とすだ・・・いやいや、防空壕に軍人を吹き込んでやる戦闘じゃないだから・・・というようなことをやったりと、自国民に、徹底的にプロパガンダを流していた。

そう考えると、どうも、ロシア兵に情報を流して、憎悪を煽らないのが、不思議だと言わざるを得ない。

後、こういうような情報まである。

一体、プーチンは何をしたいんだ?という疑問しか湧かないし、そもそも、準備を本当にしているの?という疑問もある。

こういったことが続いたから、どうも何か裏があるのではないか?という疑念を感じるようになっていった。

その後・・・

いやいや、一国の大使館の職員がやるようなツイートか?というようなものを見かけたりもした。うーん、ただのガキの喧嘩?という疑問まで持ってきたというわけである。

そんな風に疑問を持っているなら、こういう動画を見つけた。

要約すると・・・共感だけで戦争反対に声をあげた場合、以下の二つの危険性があるという指摘である。

・見落とされる戦争や見落とされる事実がある危険性がある。

・複雑な問題が単純化される危険性がある。

まず、見落とされる事実については、前のデマに関する見解で述べた通り、ウクライナ内部では、2014年自体にマイダン革命のようなことがすでに起きていて、非常に、世情が不安定の兆しがあり、戦争の火種があったということ。

複雑な問題が単純化されることについては、単に、この戦争は二国間のものか?という疑念にもつことに繋がった。実際、ウクライナとロシアについて、各々、支援している国があることを知っているので。後、うちの国は米国経由でしか、情報が得られていないため、本当のところ、どういうことになっているのか?疑問な点が多い。

当初から気になっている点を含めると、果たして、この戦争は単純に考えていいものでは決してないと私は考えている。

私はこの戦争が数年後、どういう風に語られるのか、そして、数十年後、この戦争がどういう風に扱われるのか・・・そこで、初めて、私が疑問に抱いていることが判明するのだろうか?

ただ、最近、考えているのは、単に、共感だけで動かされれば、自分が非道なことに加担していても気がつかず、後で、責められても、自分は正義を果たしたのだといい続けることしができなくなる。周りは冷めた目で見ていたとしてもね。

もっとも、反戦活動に関しても別の点から気になることがあるが、とりあえず、今回はここまで。

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